
こんにちは!
大量調理の伊達メガネです。
今回お届けするのは…給食現場の救世主ともいえる「パンガシウスの蒲焼き」について!
「え、パンガシウスってナニ?聞いたことはあるけど使ったことない…」
「蒲焼きにしたら子どもたちも喜びそうだけど、本当に大丈夫?」
そんな不安と好奇心が入り混じっている方に向けて、給食・施設で実際に使っている目線から、パンガシウス蒲焼きの魅力や活用方法をまるっと解説していきます!
それとパンガシウスってどんな魚って気になる方はパンガシウスは本当に体に悪い?危険な理由や臭いについてと安心して食べる秘訣も読んでいってね。
パンガシウスって何?給食や施設で注目されている理由
「パンガシウスって初耳!」という方も多いと思います。
パンガシウスが給食現場で注目されている理由や実際に使ってみた感想をご紹介します。
安くて安全でおいしい、そしてパンガシウスの魅力もお伝えします!
パンガシウスは、クセのない白身魚
パンガシウスは、ナマズの仲間でありながら、クセが少なくてとっても食べやすい白身魚。
実際に食べてみると、タラに近いようなほろっとした食感で、匂いもほとんどありません。
子どもや高齢者の中には、「お魚のにおいが苦手…」という方もいますが、パンガシウスはそういった苦手意識をクリアしやすいんです。
ただ人によっては気になる方もいるようです。パンガシウスが「まずい」って本当?原因と激ウマに変える裏ワザ公開!も参考にしてください。
骨取り加工されていて安心・安全!
調理現場では、“骨なし”って本当にありがたいポイント。
パンガシウスは、ほとんどがあらかじめ骨取り加工済みの冷凍フィレとして流通しているので、解凍してすぐに調理できてめちゃくちゃ時短になります。
骨を取り除く作業がいらないというのは、忙しい給食現場にとって本当に大きなメリットです。
コスパが抜群!他の魚と比較してみると…
では、気になるコスト感は?
実は、少し前より価格は上がってきています。
理由は、世界的にパンガシウスの供給不足によりです。
それでも、他の魚と比較してまだまだコスパ抜群の魚です。
季節や業者などによって違ってきますが、鮭やタラにぶりなどと比べるつ半値ぐらいの価格になることも。
最近では冷凍メーカーや業務スーパーでも取り扱いが増加中!
パンガシウスは、業務用ルートだけでなく、近所の業務スーパーでも見かけるようになってきました。
冷凍フィレとしてパック販売されていることが多いので必要な分だけ解凍して使えるのも◎。
「うなぎ」や他の魚の代用になる!
ここがポイント!
パンガシウスって「他の魚の代役」としてもめちゃくちゃ優秀なんです。
- うなぎのように蒲焼き風に仕上げれば…子どもたちも大喜び!
- サーモンのようにムニエルや照り焼きに
とくに行事食で「うな丼」を提供したいけどコストが合わない…そんな時こそパンガシウスの出番です!
「蒲焼き」アレンジが人気の理由
パンガシウスを「蒲焼き」にアレンジするレシピは給食現場でも密かに大人気。
甘辛い味付けにすれば、普段魚を残しがちな子どもたちにもスルッと食べてもらえることも。
「蒲焼き」が人気の理由と活用アイデアを深掘りしていきます!
醤油×砂糖の黄金コンビで、子どもの舌にどストライク!
まずは何といっても味付けの力。
「蒲焼き」と聞いてイメージするのは、甘じょっぱくて香ばしいあの味ですよね。
パンガシウスにこの味をまとわせれば…もう勝ちです(笑)!
- 醤油+砂糖+みりん+酒(少しのしょうが汁もおすすめ)
- 仕上げに少しタレを煮詰めて照り感アップ!
- 仕込み時に片栗粉を軽くまぶしておくと、タレがよく絡んで冷めても美味しい
給食でもこの「甘辛い味」は鉄板。
特に白ご飯との相性が抜群なので、ごはんが進むおかずとして人気があります。
焼き魚が苦手な子もパクパク!魚嫌い克服メニューとしても◎
「うちの園は、焼き魚出すとちょっと残りがちで…」
そんな声、よく聞きます。
でも蒲焼き風にすると、まったく様子が違うんです。
例えば、同じパンガシウスでも、
- シンプルに塩焼き → 食べ残し多め
- 蒲焼き風にして甘辛いタレを絡める → 食缶がほぼ空っぽ!
これは実際に私たちの厨房でもあったリアルな話です。
子どもたちにとって、「魚っぽさ」が前面に出ると苦手意識が働きやすい。
でも蒲焼きのようにタレの味が主役になるとハードルがグッと下がるんですよね。
季節行事にもぴったり!「うなぎの蒲焼きもどき」で満足度アップ
パンガシウスの蒲焼きは、味だけでなく演出にも使えるのがポイント!
たとえばこんな行事食に大活躍:
- 土用の丑の日:「なんちゃってうな丼」として提供
- 敬老の日:食べやすさと見た目の豪華さを両立
- 夏祭り献立:彩り副菜と組み合わせて特別感を演出
うなぎが高くて手が出せない…。
でも、利用者さんや子どもに特別感を届けたい…。
そんな時に、この蒲焼き風パンガシウスは本当に助かります!
「うな丼風」としてのビジュアル効果もバッチリ
ここでちょっとしたアイデアをシェアします。
パンガシウス蒲焼きを「うな丼風」に見せるには、以下のような工夫が有効です。
- 長方形にカットして焼き目をつける
- ごはんに乗せて山椒風のふりかけを添える
- 「土用のうな丼」などと書いたカードを飾る
- うちわ型の献立表で夏らしさを演出
このちょっとした工夫が、「気分はうなぎ!」という心理的満足感につながります。
実際、「今日はうなぎ?」とワクワクする子どももいたりして食べる前から楽しい空気が流れます。
- 甘辛ダレで魚嫌いでも食べやすい
- 給食でも食缶が空になるほどの人気
- 行事食にも対応できて、特別感を演出できる
- 「なんちゃってうな丼」でコストを抑えつつ大満足!
基本の「パンガシウス蒲焼き」スチコン活用レシピ
忙しい給食現場では、おいしさと時短の両立が命!
スチコンを使えば、焼きムラなく、ふっくらジューシーな蒲焼きが一気に大量に仕上がります。
実際の現場で使えるパンガシウス蒲焼きの基本のスチコンレシピを紹介します。
材料(約20人分)
| 材料 | 分量の目安 |
|---|---|
| パンガシウス(冷凍) | 約2kg(1人100g目安) |
| しょうゆ | 100ml |
| みりん | 100ml |
| 砂糖 | 80g |
| 酒 | 80ml |
| おろししょうが(好みで) | 少々(チューブOK) |
| 片栗粉(打ち粉用) | 適量 |
使用する調理器具・設定
- スチームコンベクションオーブン(スチコン)
- コンビモード(熱風+スチーム)
- 予熱:180℃
- 加熱:180℃/コンビモード 約12〜15分
- 焼き用バット(または鉄板)
- クッキングシート推奨(焦げ付き防止)
作り方手順
- パンガシウスを解凍する
冷凍のパンガシウスを冷蔵庫でじっくり解凍。水気をしっかりふき取っておくのがポイント! - 打ち粉(片栗粉)をまぶす
全体に軽く片栗粉をまぶしておくことで、タレがしっかり絡み、焼き上がりにツヤが出ます。 - 蒲焼きのタレを作る
鍋にしょうゆ・みりん・砂糖・酒をすべて入れて一煮立ちさせる。しょうがは香りづけに。火を止めて粗熱を取っておく。 - パンガシウスにタレをかけて焼成へ
バットにパンガシウスを並べ、タレの半量を表面にハケで塗る。
※くっつき防止のためクッキングシートを敷くと◎ - スチコンに投入(180℃・コンビモード)
約12〜15分を目安に焼成。焼き色がつき、身がふっくらしていればOK。 - 焼き上がったら残りのタレを塗る(または再加熱)
仕上げにタレの残りを塗ってツヤ出しをすると見た目もUP。
時間があれば、2〜3分追加加熱して軽くカラメル状にしても美味!
- 蒲焼きのふっくら感を出すにはスチーム20〜30%程度のコンビモード。
- 打ち粉は片栗粉のほか、米粉にしてもアレルゲン対応で◎。
- 仕上げに白ごまや刻みのりをふれば、見た目にも華やかに!
実際の給食現場での活用例【献立事例あり】
「実際にどう使ってるの?」という疑問にお応えして、実際に提供されたパンガシウス蒲焼きの献立事例をいくつかご紹介します。
保育園でも高齢者施設でも応用可能な実例ばかり。
調理のポイントやちょっとした演出テクニックもあわせてお伝えします!
保育園での実例:蒲焼き丼にだし巻き卵で和風スタミナランチ
ある日の献立をご紹介します。
【主菜】パンガシウスの蒲焼き丼
【副菜】だし巻き卵・小松菜のお浸し
【汁物】豆腐とわかめのみそ汁
【果物】オレンジ
パンガシウスの蒲焼きは、白ご飯に乗せてうな丼風に盛り付け。
上から刻み海苔をパラリとかけるだけで、見た目の満足度が一気にUP!
甘辛ダレがしみ込んだご飯も子どもたちに好評でした。
ポイントは副菜に「だし巻き卵」をつけたこと。
卵のまろやかさが、蒲焼きの味を引き立てて、全体のバランスがとても良くなります。
食缶もほぼ完食!
「これ、うなぎ?」「おいしい〜!」という声も。まさに給食調理員冥利に尽きる瞬間です。
高齢者施設での実例:やわらか煮と酢の物でさっぱりと
こちらは高齢者施設での提供事例。
【主菜】パンガシウスの蒲焼き
【副菜】かぼちゃのやわらか煮・れんこんと人参の酢の物
【汁物】なめこと豆腐のすまし汁
【果物】梨のコンポート
ポイントは、「甘辛い蒲焼き」に対してさっぱり系の副菜や汁物で味のコントラストを作ること。
蒲焼きは、食べやすいように小さめにカットし、タレも控えめに。
高齢者の方には「甘すぎない」「しつこくない」味付けが好まれる傾向があるので濃さには特に気をつけます。
さらに、骨がないことや身がほろっと柔らかいのも高ポイント。
「食べやすかった」「もう少し食べたい」とリクエストが来たことも!
給食現場での調理ポイントまとめ
- 味の濃さは対象年齢に合わせて調整→ 子どもにはしっかり味、大人にはやや控えめが◎
- 盛り付けは「丼ものや長方形カット」で特別感UP
- 下処理は解凍+キッチンペーパーで軽く水分を拭く程度でOK
- 焼き方はスチコンがおすすめ
給食の大量調理では、一度に100人分以上調理することはよくある事なので、手早く・再現性が高い調理法を選ぶことがとても大事です。
行事・季節イベントで「蒲焼き」を主役にする方法
土用の丑の日や敬老の日など、行事の食事っていつも以上に印象に残る一品が求められますよね。
そんなとき、コストも味も優秀なパンガシウスの蒲焼きが大活躍。
イベント向けの献立構成や盛り付けのアイデアをご紹介します!
土用の丑の日は「うなぎ風蒲焼き」でしっかりスタミナ補給!
「うなぎは高すぎて手が出ない…でも何か特別なものを出したい!」
そう感じたことがある方、きっと多いはず。
そんな時におすすめなのが、「なんちゃってうな丼風ランチ」。
【主菜】パンガシウスの蒲焼き
【主食】ごはんに蒲焼きをのせて“うな丼風”に
【副菜】オクラのごま和え+厚焼き卵
【汁物】なめこと豆腐の赤だし
【果物】すいかorメロンで季節感演出
蒲焼きを主役にして、和風で栄養バランスの良い構成にすれば、子どもにも高齢者にも「今日はちょっと特別」と思ってもらえること間違いなし!
敬老の日は「やさしい甘辛味」で笑顔の花が咲く
高齢者施設の行事では、食べやすく、華やかにを意識した献立構成が大事。
【主菜】パンガシウスの蒲焼き(小さめカット+とろみダレ)
【主食】季節の炊き込みご飯(栗ごはんなど)
【副菜】彩り副菜(かぼちゃの煮物・ほうれん草の白和え)
【汁物】吸い物(花麩や三つ葉で華やかに)
【果物】りんごのコンポート
蒲焼きはタレの濃さを少し控えめにして、仕上げにとろみをつけると飲み込みやすく食べやすくなります。
細やかな配慮が、「ああ、美味しかったわ〜」という一言につながるんですよね。
「お楽しみ献立」にもピッタリ!うな丼風スタミナランチが大ウケ
子どもたちがワクワクする「お楽しみ献立」や「スタミナランチの日」にも、パンガシウスの蒲焼きは大活躍!
スタミナ丼風にすると、食欲倍増!
蒲焼き+卵そぼろ+小松菜ナムルを三色丼に
仕上げに刻み海苔とごまをかけて完成!
▼ 子どもたちの反応:
- 「今日のごはん、おいしかった〜!」
- 「魚って言われなかったら気づかなかった」
- 「またこれ食べたい!」
食べてもらえるだけでなく、記憶に残る給食になるのも、行事食にふさわしいポイントですね。
パンガシウス蒲焼きは行事食の影の主役になれる!
- 土用の丑の日や敬老の日にも大活躍
- 献立の構成次第で、子どもにも高齢者にもピッタリ
- スタミナ丼風でお楽しみ献立にも◎
- 絵や飾りで“行事の気分”を盛り上げよう!
「うなぎは無理でも、気分はうなぎ。」
そんな小さな魔法を、パンガシウス蒲焼きで叶えてみてはいかがでしょうか?
まとめ:パンガシウス蒲焼きはプロの給食現場で活かせる万能メニュー
忙しい日々のなかで、仕込みも仕入れも献立作成も…給食現場は本当に大変です。
そんななかで「手間なく調理できて、利用者に喜ばれるメニュー」は、まさに現場の味方。
その理想にかなり近いのが、今回ご紹介してきた「パンガシウスの蒲焼き」なんです。
コスト面では他の魚に比べて圧倒的に安く、それでいて骨なし・冷凍保存OK・調理も簡単という三拍子。
そして何より、「魚が苦手な子や高齢者でも食べやすい」という味の優しさが、現場でのリピート率をグンと上げてくれます。
しかも、うなぎの代用として行事食にも活用できる万能性は、他の魚にはなかなか真似できません。
土用の丑の日はもちろん、敬老の日や季節のお楽しみ献立にも、しっかり特別感を演出できます。
「うちの施設でも、そろそろ魚メニューのマンネリを何とかしたい…」
そんなときは、迷わずこの一品を。
- 忙しい現場でこそ活きる「パンガシウス蒲焼き」
- コスパ・味・安全性が全部そろった献立の救世主!
- 行事や季節イベントでもひと味ちがう満足感◎
あなたの園・施設でも、次の献立からぜひ取り入れてみてください!
「今日はこれで正解だった」と思える、頼れる一皿になりますよ!














