給食調理員はこれを見て!ドラマ【おいしい給食】

こんにちは「大量調理の伊達メガネ」です。

突然ですが、皆さんは「おいしい給食」というドラマを見たことがありますか?

おいしい給食は中学校を舞台にした給食の話です。給食を愛している教師と生徒を中心に面白おかしく物語が進んでいきます。

全ての給食調理員に見てもらいたいドラマです。

おいしい給食はテレビドラマでシーズン1から3まで放送されました。テレビドラマに加えて劇場版もあります。

今回はその中でもシーズン1と2を見てのご紹介です。

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おいしい給食を見てほしい理由

何度もお伝えしていますが大量調理による給食は、学校だけでなく病院や福祉施設に保育園など様々な場所で提供されています。

おいしい給食は学校を舞台としていますが、全ての職場の給食に言えることが一つあります。「大量調理の給食」は飲食店やホテルとは違って特別な時に食べるものではないです。

特別な時に食べる食事は100人来たら100人が期待をこめて食事に向き合います。

しかし給食は日常の食事なんです。悲しいですがあまり特別な期待をされていない食事なんです。

調理する側としては美味しさよりも安心や安全の重要性がとても大きいんです。

しかしその提供する大量調理の給食を食べる人の中には様々な環境のもとで生きている人たちがいます。

給食が何より生き甲斐で日々を生活している人もいます。

その生き様を描いたドラマが「おいしい給食」です。

何を見てもらいたいのかというと「給食を食べる人の気持ち」です。

見て欲しいポイント3選

ドラマ「おいしい給食」に出ているような「給食が生きる目的となっている人」はそう多くはないでしょう。というかドラマだから大袈裟な表現だと思います。

しかし、それを楽しみにしている人がいる事も確かです。それは提供する100食や1000食のうちの数名かもしれません。

そのことを決して忘れずに調理に向き合わなければと感じれるのがドラマ「おいしい給食」です。

その中でも特に印象に残っていることを紹介します。少しネタバレも含みますので嫌な方はとばしてくださいね。

給食の為に学校に来ている

市原隼人演じる甘利田教師は「給食のために学校に来ている」ほど給食好きなのですが、教師の威厳を保つ為に生徒や同僚に隠しているんです。

隠してはいるんですが、隠しきれてない「給食が好き」という表現がめちゃくちゃ笑えます。このドラマの学校では必ず給食を食べる前に生徒と一緒に校歌を歌っているんです。

その歌い方がやばい!給食が始まるシーンは中毒性がありますよ。

そして甘利田教師がなぜそれほど給食を楽しみにしているのかも理由があるんです。それは母親が作る料理が上手くないからです。

彼にとって給食こそが本当の料理だったんですね。

焼きそばへの愛情

焼きそばは給食の人気メニューの定番です。このドラマでは、焼きそばへの愛が恐ろしいほどに表現されています。

「大量調理の伊達メガネ」のこれまでの経験では、福祉施設や病院などでも焼きそばは人気がありました。大人にも愛されているんですね。

めちゃくちゃ愛されている焼きそばなんですが、それを回転釜で大量に調理するのはとても難しいんです。ドラマ内で説明されている通り麺がボロボロになることもあります。

しかし、それすら許容した上で褒めてるのか貶しているのかわからない「給食の焼きそば」への期待というのは見ていて気持ちがいいです。

このWebサイトにも多くの人が「焼きそばのページ」を見にきてくれています。

給食調理員である皆さんがどう感じているかは人それぞれだと思いますが、「給食の焼きそば」は本当に人気メニューなんですよ。

「給食の焼きそば」は給食調理員の力の見せ所です!

比較する対象は家庭料理

フルーツバスケットって知っています?立っている人を中心に椅子を並べて座ってやるゲームです。

フルーツバスケットの基本的なルール

  • 子どもたちを「ぶどう」「りんご」「ばなな」などのグループに分ける
  • それぞれ好きなイスに座り、オニが円の中心に立つ
  • オニが好きなフルーツの名前を大きな声で呼ぶ
  • 自分のフルーツを呼ばれた子どもはイスを立って移動する
  • 今まで座っていたイスとは異なるイスを探して座る

これの何でもバージョンをドラマの中でやるのですが、中央に立った生徒が「お家のご飯より学校の給食が好きな人」って言ったんです。

この時に明確に意識上に浮かんだことがあります。

「あっそうか、給食と比較されるのは家庭料理なんだ」って。

頭のどこかで分かってはいたんですが、こうもはっきりと感じたのは初めてです。比較されるのは飲食店やホテルではないんだと。

福祉施設や病院、保育園の給食もそうですよね。給食は日常の食事なんです。

つまりライバルはお母様や奥様なんです。

そういうと勝っても負けてもいけない気がしてきましたが。

給食調理員のプライド

毎日の献立は違いますが大量調理の仕事は日々同じことの繰り返しです。その献立もサイクルがあって1年もすればほとんどを経験してしまいます。

いい意味でも悪い意味でも慣れてしまうんですね。慣れてくると「これぐらいならいっか」がおきやすいんです。

そして大量調理の給食は美味しさを追求してリスクが上がるようなことは決してしてはいけないんです。例えば前日調理(仕込み)などです。

ですが、このドラマ「おいしい給食」を見ると数百食の数名かもしれない給食への期待に応える事も「給食調理員のプライド」なのではと感じます。

大量調理施設衛生管理マニュアルの範囲で許される給食へのこだわりを持つこと。
※学校の場合は学校給食衛生管理基準

100人いれば100人、1000人いれば1000人のために。

いつもの給食の味をどんな時も誰が調理する時でも、期待を裏切る事なく提供できるよう努めていきたいものです。

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