
こんにちは「大量調理の伊達メガネ」です。
いよいよ7月です!
園児たちが元気いっぱいに汗をかいて走り回る季節がやってきましたね。
でも、そんな7月の給食だよりにネタに頭を悩ませていませんか?
今回は、7月の給食だよりに使える文例や園だよりにぴったりのネタ、それから食育のアイデアやクイズ形式で使える豆知識まで、ぜ〜んぶまとめてご紹介します!
ちょっぴりタメになって、しかもコピペで使える!
そんな7月の給食だより作りのお助け帖になればうれしいです。
7月の給食だより、みんな何を書いてる?

まずは王道ネタから!
保育園の7月の給食だよりでよく使っている話題をピックアップ。
みんなが使っているテーマを知ることで、自分のネタ選びにも自信が持てます。
「あ、これでいいんだ」と思えることも安心の一歩ですよ!
7月に人気の話題はこれ!
7月といえば、いろんなイベントや季節の変わり目があります。
実際に現場でよく使われている鉄板ネタを5つ紹介しますね!
七夕(7月7日)
織姫と彦星のお話は子どもたちにとってワクワクのイベント。
給食でも「星型のにんじん」「天の川そうめん」などを取り入れることで季節感を楽しめます。
<文例>
「7月7日は七夕ですね。短冊に願いごとは書きましたか?給食でも“星”をイメージしたメニューを楽しんでもらいました!」
暑さ対策・熱中症予防
夏本番を迎える7月は、熱中症の注意喚起もマスト!子どもたち自身にもわかりやすく伝えましょう。
<文例>
「汗をたくさんかく季節、こまめな水分補給が大切です。園でもこまめにお茶を飲むよう声かけしています。」
夏野菜(トマト・きゅうり・とうもろこし etc.)
旬の食材は栄養もバッチリ!トマトやとうもろこしにピーマンなど、色とりどりの野菜を食育にも活かせます。
<文例>
「夏野菜がぐんぐん育つ季節です。トマトやとうもろこしなど、今しか味わえない旬の味を楽しんでいます。」
食中毒予防(衛生管理)
湿度も高くなり、菌の繁殖が心配な時期。園での衛生管理についても一言添えると安心です。
<文例>
「気温と湿度が高い時期は、食べ物が傷みやすくなります。給食室では温度管理や手洗いをしっかり行い、安全に調理しています。」
夏バテ防止(しっかり食べる大切さ)
食欲が落ちやすい夏。だからこそ食べることの大切さを伝えるのにぴったりな時期でもあります。
<文例>
「暑さで食欲が落ちがちな時期ですが、栄養のあるものをしっかり食べることが夏バテ予防のカギです!」
七夕(7月7日)にちなんだ給食&食育ネタとは?

七夕は、星に願いを込めるロマンチックな行事で王道のネタでもありますが、給食だよりでは「どう食と結びつけるか」に悩む方も多いのでは?
そうめんの意味や星形の食材アイデア、さらには短冊カラーに合わせた献立まで、実際に現場で「使えるネタ」をまるっと紹介!
保護者も巻き込んだ参加型の工夫も必見です。
七夕の由来を食で伝える:そうめんの秘密と星形食材
七夕といえば、短冊に願いを書いて笹に飾る風習が有名ですが、「食」とのつながりもあるんです。
その代表が「そうめん」。
昔、中国には「索餅(さくべい)」という小麦の細長いお菓子を食べて、7月7日に病気を避けるという風習がありました。
それが日本に伝わり、やがてそうめんを食べる文化に変わったんですね。
だから、七夕の給食にそうめんが出てくるのは、ただの季節感だけじゃないんです。
さらにおすすめなのが、星形の食材カット。
にんじん、オクラ、チーズなどを星型に抜いて、そうめんの上やサラダのトッピングにすれば、一気に七夕感がアップ!
子どもたちも「わぁ、星だ~!」と大喜び。
食育の入り口はワクワク感からがポイントです。
星に願いを…みんなでお願いカードを作ろう!
給食だよりを、ただのお知らせツールで終わらせるのはもったいない!
ここで一工夫、「みんなでお願いカード」を作ってみませんか?
子どもたちに「○○ができますように」「△△が食べられるようになりたい」といった「食」にまつわる願いごとを書いてもらいましょう。
それを色とりどりの短冊にして廊下や玄関ホールに掲示すると、保護者の目にもとまります。
例えば、
- 「ピーマン食べられるようになりたい!」
- 「ママのカレーよりおいしいカレーがまた食べたい!」
こういった声が並ぶと、保護者も思わずクスッと笑顔に。
「給食室って、子どもたちのことちゃんと見てくれてるんだな」と園への信頼感にもつながります。
短冊の色でメニューに遊び心を!
七夕の短冊には色にも意味があるのをご存じですか?
実は、五色(青・赤・黄・白・黒or紫)それぞれに意味があって、もともとは五行思想からきているんです。
これをヒントに、色別にメニューを組み立てるのもオススメ!
たとえば:
- 【青】…きゅうりのサラダ、わかめの和え物
- 【赤】…にんじんのグラッセ、トマトのスープ
- 【黄】…とうもろこしご飯、かぼちゃの煮物
- 【緑】…枝豆のかき揚げ、オクラ入りの冷製うどん
- 【白】…そうめん、豆腐のすまし汁
こうした「色のテーマ」を取り入れたメニューを写真つきで紹介すれば、保護者も真似しやすくて家でも活用しやすい!
「七夕行事×家庭との連携」で参加型だよりに
ただ「行事の紹介」をするのではなく、家庭を巻き込んだ参加型だよりにすることで、給食だよりの存在価値がグンとアップします。
- 子どもが家で七夕メニューを話題にする
- 保護者がお願いカードを読んで会話が増える
- その会話を通じて、食育の価値が自然に伝わる
まさに「家庭との接点を作るきっかけ」として、給食だよりは園のおもてなしツールになれるのです。
夏バテ防止!土用の丑の日で伝える食文化

「土用の丑の日=うなぎ」というイメージがすっかり定着していますが、給食現場では「高価で提供できない…」というのが本音。
ですが、この行事こそ夏バテ予防や味覚教育の絶好のチャンス!
うなぎの代替メニューアイデアから、子どもにも伝えやすい食文化の小ネタまで、保護者との会話を生み出す切り口をご提案します。
それとうなぎの蒲焼きの代用としておすすめを《給食調理員が推す!》パンガシウス蒲焼きは保育園・施設で大活躍!コスパ良し・行事にもOKを紹介していますので読んでいってね。
なぜ、うなぎを食べるの?——土用の丑の日の食文化とは
「土用の丑の日」とは、季節の変わり目(=土用)にあたる期間のうち、十二支の「丑の日」を指します。
昔からこの時期は体調を崩しやすいため、滋養のあるものを食べて元気に夏を乗り越えようという風習がありました。
その代表が「うなぎ」。
うなぎには、ビタミンA・B群、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれ、たんぱく質もバッチリ。
スタミナ食として食べられてきたのも納得です。
ここで重要なのが、子どもにどう伝えるかがポイント。
丑の日=うなぎを食べる日と丸暗記ではなく、「昔の人は、暑さに負けないように元気になれるごはんを工夫して食べてたんだよ」と食の知恵を伝えるチャンスにしましょう!
園で出せない?ならうなぎ風メニューで楽しく代用!
「でも現場では、うなぎなんて高くて出せない!」
そう思ったそこのあなた、大丈夫。
うなぎ風メニューで十分です!
たとえば:
- ちくわの蒲焼き:開いたちくわを甘辛く焼いて、見た目もうなぎ風
- 豆腐ステーキの蒲焼きタレかけ:柔らかくて子ども向け◎
- 鶏の照り焼き with 山椒なし蒲焼きだれ:たんぱく質も補えて一石二鳥
大事なのは「うなぎじゃないと意味がない」ではなく「夏を元気に乗り切るための、栄養のあるごはん」という食育の軸を伝えることです。
味覚教育のチャンスに:甘辛だれで和の味を体験
実はこの時期、味覚教育にもぴったり。
特に幼児期は、五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)を経験する黄金期。
蒲焼きだれのような甘辛い和の味つけは、日本の食文化を味わう第一歩になります。
たとえば:
- 「ちくわって、ただの白い食材じゃなくて、味をつけたらこんなにおいしくなるんだね」
- 「照り焼きの味は甘い+しょっぱいが合わさってるんだよ」
そんな気づきが、未来の好き嫌い軽減や和食への親しみに繋がるんです。
文化ネタは家庭の会話のタネになる!
土用の丑の日をただのイベントとして扱うのはもったいない!
この行事には、「昔の人の知恵」「夏バテ対策」「和食の味覚体験」といった、保護者の心をつかむ話題がたくさん詰まっています。
だからこそ給食だよりでは、こうした小ネタを添えてみましょう。
たとえば:
- 「うなぎの代わりにちくわの蒲焼きを食べました」
→ お迎え時に「うちの子、今日ウナギ食べた!って言ってて…(笑)」と保護者の話題に! - 「日本には食べることで季節を乗り越える知恵があるんですよ」
→ 給食だよりが読まれる存在に格上げ!
食文化×健康の情報は、家庭との会話の接点にもなっていきます。
熱中症対策は義務化!2025年最新情報をわかりやすく

2025年6月、ついに熱中症対策が事業者の義務になりました。
園児たちの命を守るため、保育園でもこれまで以上に「塩分・水分・休憩」の意識が重要に。
さらに給食やおやつでも、冷やしすぎ注意といった豆知識を絡めた食育が求められる時代に突入。
最新法改正に基づいた、現場で今すぐ実践できるポイントをわかりやすく解説します!
厨房の熱中症対策については【保存版】厨房は戦場!ベテラン調理員が教える「熱中症対策に効く食べ物ランキング10選」+裏ワザまとめで紹介していますので読んでいってね。
2025年6月から法改正!熱中症対策が「努力義務」から「義務」へ
厚生労働省は、2025年6月から労働安全衛生規則を改正し、「事業者による熱中症対策」が義務化されたことを発表しました。
これは、気温上昇と労働環境の変化を受けた全国対応で、保育園や給食室も対象となります。
主な義務内容:
- WBGT(暑さ指数)の測定と記録
- 水分・塩分補給の環境整備
- 適切な休憩時間の確保
- 熱中症が疑われる症状への即時対応マニュアル
つまり「気をつけてね」では済まされず、園として対応している証拠を示す必要がある時代に変わったということです。
給食&食育でできる!3本柱「塩分・水分・休憩」の体づくり
園児たちは自分で「水飲みたい」「塩分足りない」と気づけません。
だからこそ、給食を通じて自然に補える体を守るメニューが必要なんです。
水分補給:
- スープ、汁物、おかずに水分が含まれている献立を組む
- 汗をかく日には「汁多め」に調整
塩分補給:
- 塩分は取りすぎ注意ですが、発汗量が多い日には適量のナトリウム補給も必要
- 梅・味噌・じゃこなど自然な塩分を活用(例:梅しそごはん、味噌汁、じゃこ和え)
休憩&体調観察:
- 給食後は、エアコン下で静かに過ごす「食後のクールタイム」など導入
- おかわりのタイミングで「体の調子どう?」と声かけも◎
これらはすべて、食育×健康教育として自然に組み込める要素です。
「冷たい=いい」は危険!?冷やしすぎにもご用心
暑い日のお楽しみといえば、冷たいデザートや飲み物。
でも、幼児の内臓はまだまだ未熟。冷たいものの取りすぎは胃腸に負担をかけ、逆に体調不良の原因に…。
そこで、
- 冷やしうどんは常温寄りの温度で提供
- ゼリーは一度室温に戻してから出す
- 水分補給も、冷水より常温水が基本
「冷たくて気持ちいい=身体によい」とは限らない。
そんな冷やしすぎ注意の豆知識も、食育のひとことコーナーでサラッと伝えると◎
法改正×食育は注目度が高い!
この「2025年6月の法改正」は、実は検索ニーズが急増している注目トピック。
だから給食だよりやブログで発信すれば、
✅ 「専門的で信頼できる園だ」と保護者からの評価UP
✅ 最新情報を取り上げることで時流に乗った情報提供としてシェアされやすくなる
要するに、「知って得する保護者目線の小ネタ+現場の対応」を丁寧に伝えることで、園のブランディング強化にもなるというわけです。
7月が旬の食材と、子どもに人気のメニュー例

7月は夏野菜がいっそうおいしくなる季節。
トマト・とうもろこし・枝豆・オクラ…これらはただの彩りじゃなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維がギュッと詰まった夏バテ予防食材なんです。
子どもがよく食べるメニュー例とあわせて、好き嫌いを減らす工夫、食材の豆知識まで紹介します。
給食だよりの7月ネタ探しにもどうぞ!
夏野菜の王様たち!7月が食べごろの旬食材
とうもろこし:炭水化物が多く、甘くて腹持ちも◎。疲労回復に役立つビタミンB群も含む。
トマト:リコピンたっぷりで紫外線対策にも。ミニトマトを“宝石探し風”に盛りつけると子どもウケ抜群。
枝豆:植物性たんぱく質の宝庫!茹でてそのままでも、かき揚げやポテトサラダに混ぜても使いやすい。
オクラ:ネバネバ成分のムチンが胃腸をやさしく守る。刻んで汁物に加えると食感も楽しい。
この4つはどれも、夏バテしやすい時期の体を守るお助け食材なんです。
子どもがパクパク食べる!人気の夏野菜メニュー
✅ トマトと枝豆のカラフルピラフ
炊き込みご飯にしてトマトの酸味を飛ばせば、苦手な子もOK!枝豆の緑で見た目もカラフル。
✅ とうもろこしとオクラのかき揚げ
サクサク食感でオクラのネバネバも気にならず、食べやすい。塩でシンプルに。
✅ 夏野菜のラタトゥイユ風煮込み
なす・ズッキーニ・トマトなどを煮込み、パンやロールパンとセットにすると特別感UP!
✅ 枝豆入りポテサラ or ひじき煮
「混ぜるだけ」で食感が変わり、豆嫌いの子どももチャレンジしやすくなる。
ポイントは、見た目が楽しい・味にクセがない・子どもが一口で食べられるサイズに仕上げること。
苦手克服のヒント!「〇〇してみよう」の声かけで変わる
好き嫌いは「食材の味」そのものよりも、
✅ 見た目の印象
✅ 固さや食感
✅ 一度食べたときの記憶
この3つが大きく影響しています。
そこで、食育の現場ではこんな声かけが効果的。
- 「オクラ、今日は輪っかの形で入ってるよ!お星さまみたいでかわいいね」
- 「このピラフには、宝石みたいな赤と緑があるよ。見つけられるかな?」
- 「先生も昔、トマト苦手だったよ〜!でも炒めたら大好きになったんだ」
共感→興味→チャレンジの流れを意識して、一口でも食べられたら「成功」として褒めることが大切です。
7月の行事食を使った「知育+食育」のネタ

7月は、七夕・海の日・土用の丑の日など、どれも食育にピッタリのタイミングです。
ですが、ただ行事食を出しましたではもったいない!
「なぜそうめん?」
「なんで“う”のつく食べ物?」
と考えるきっかけになる問いかけを加えることで、子どもはもちろん、保護者も思わず読んでしまう【知育×食育】コンテンツに進化します。
7月の行事食 × 考えるきっかけを作る問いかけ集
🟣 七夕(7月7日)
- そうめんって、なぜ七夕に食べるの?
- 星の形をしたにんじん、どこにあるか見つけられる?
- 短冊の色(赤・青・黄・白・黒)には意味があるって知ってた?
🟢 海の日(7月第3月曜)
- どうして「海に感謝する日」なの?
- 今日の給食には海の食べ物が入っているよ!どれかわかる?
- 海でとれるものって、魚だけかな?
🟠 土用の丑の日
- “う”のつく食べ物を食べると元気になれるって本当?
- うなぎは食べられないけど、今日は「う」のつく〇〇が出てるよ!な〜んだ?
- 夏バテってなに?どうして暑いとごはんが食べられなくなるの?
→ これらの問いは、「子どもに考えさせる仕掛け」になり、保護者との会話の種にもなります。
給食だよりに読みたくなる工夫を!ミニコーナー例
【知ってた?行事食の豆知識コーナー】
「七夕にそうめんを食べるのは、中国の伝説が由来。昔の人は“白い糸”に願いを込めたんだって!」
【〇×クイズ】
「うなぎは魚の名前ではない。〇か×か?」
答え:〇(ウナギ科の魚の総称)
【探してみよう!今日の献立の中の海のもの】
→ 子どもたちに食材を探させるアクティビティ要素をプラス!
【保護者向けひとことメモ】
「今月はなぜこの料理?をテーマに、食材の由来や栄養のお話を子どもたちに伝えています。ぜひおうちでも話題にしてみてください。」
食育クイズ例
「食べるっておもしろい!」を引き出す食育クイズは、子どもたちの好奇心をくすぐるのがポイント。
クイズ形式にすることで、自然と食材に関心が向きます。
とうもろこしクイズ
Q:「とうもろこしの粒は1本に何個あるでしょう?」
A:①100こ ②300こ ③600こ
→正解:③600こくらい!実は、とうもろこしの粒の数は決まっていて、必ず偶数なんだよ♪
きゅうりクイズ
Q:「きゅうりの色は?青・黄色・緑」
A:→正解は「緑」!でも、育ちすぎると黄色くなることもあるよ。お店では“緑色でトゲがある”きゅうりが新鮮なんだって。
そうめんクイズ(七夕向け)
Q:「そうめんの色は、白のほかに何色があるでしょう?」
A:→ピンクや緑、黄色もあるよ!七夕の日にはカラフルなそうめんを食べて、お星さまにお願いごとをしよう♪
そのまま使える!7月の給食だより文例テンプレ

毎月のおたより作り、ネタはあるのに文にするのが大変…そんなあなたに!
実際の給食だよりにそのまま使える文例を紹介します。
導入文、食育コーナー、保護者へのひとことまで、テンプレートとして使える文を用意しましたので、必要なところをちょっとアレンジしてお使いください。
導入文の例
まずは「冒頭のあいさつ」文例です。
季節感を出しながら、やさしく親しみのあるトーンを心がけましょう。
導入文テンプレ(例1)
いよいよ夏本番!子どもたちの元気な笑顔とともに、暑さも本格化してきました。汗をたくさんかいて遊んだ後は、給食の時間が待ち遠しいようで、モリモリ食べる姿にこちらまで元気をもらっています♪
導入文テンプレ(例2)
セミの声がにぎやかに聞こえ始め、夏の訪れを感じる季節になりました。暑さに負けず、園では子どもたちが毎日楽しそうに過ごしています。今月も、季節の野菜を取り入れたメニューで、元気な体づくりを応援していきます。
導入文テンプレ(例3)
水遊びに夢中になる季節がやってきました!たっぷり遊んだあとの給食では、冷たいメニューやさっぱり味のものが人気です。暑さに負けない体をつくるため、バランスよく食べることの大切さも伝えていきたいと思います。
食育コーナーの例
子どもたちに「食べるって楽しい!」「なんでこれを食べるの?」を伝えるのが食育コーナー。
7月らしい旬の夏野菜をテーマにした例をお届けします。
食育文テンプレ(例1)
夏においしい“旬の野菜”って知ってる?トマトやきゅうりは体の熱を冷ましてくれる働きがあるんだよ。暑い日に食べると、体がすっきりして元気になれるんだよ!
食育文テンプレ(例2)
トマトは、夏になると甘くてジューシーに育つんだよ。真っ赤なトマトにはビタミンCがたっぷり。お肌も元気になるから、お母さんにもおすすめかも⁉
食育文テンプレ(例3)
給食で使っている“とうもろこし”は、一本の中にたくさんの粒があるよ。数えてみたら…びっくりするかも?食べながら家族で数えてみても楽しいね♪
保護者向けアドバイスの例
最後は、おうちの保護者さんに向けたアドバイス文例です。
ちょっとした声かけや、食へのヒントを添えることで、「役に立った」と思ってもらえる給食だよりになります。
保護者向けアドバイステンプレ(例1)
ご家庭でも、冷たいジュースやアイスの食べ過ぎに注意しながら、水分補給をこまめにしましょう。麦茶やお水など、甘くない飲み物もおすすめです!
保護者向けアドバイステンプレ(例2)
暑い時期は、食欲が落ちやすくなります。そんなときは、冷しゃぶサラダや冷やしうどんなど、さっぱりしたメニューでたんぱく質や野菜がしっかりとれる工夫を♪
保護者向けアドバイステンプレ(例3)
夏は疲れやすく、寝つきも悪くなりがちです。夕食はできるだけ早めに済ませて、しっかり眠れるような生活リズムを意識してみてくださいね。
【導入文】テンプレ3選(季節・行事・食育それぞれに対応)
🟢 季節感メイン(基本形)
梅雨が明け、いよいよ夏本番が近づいてきました。子どもたちも汗をかきながら元気に過ごしています。暑さに負けず、しっかり食べて元気な体をつくれるよう、今月も季節に合った食事を提供してまいります。
🔵 行事重視型(七夕・土用など)
7月は七夕や土用の丑の日など、食にまつわる行事がたくさんあります。今月の給食だよりでは、こうした行事を通じて食文化や季節の移り変わりを感じてもらえるよう、工夫したメニューを紹介しています。
🟠 食育テーマ型(塩分・水分補給など)
暑くなるこの時期、熱中症や夏バテ対策として「水分」「塩分」「栄養バランス」を意識した食生活が大切です。給食では食べやすく、かつ栄養の整ったメニューを通じて、体調管理のサポートをしていきます。
【本文例】目的別の“丸ごと使える”文例
A. 行事重視型(七夕+土用+海の日)
今月は「七夕そうめん」「うなぎ風ちくわの蒲焼き」「わかめごはん」など、行事にちなんだメニューを多数ご用意しています。食事を通して季節の行事や文化に親しんでもらえるよう、メニューだけでなくお話の時間でも“なぜこの料理なのか?”を伝えています。
B. 食育重視型(熱中症・水分補給など)
気温が上がるこの季節、食欲が落ちる子も増えてきます。そんなときこそ、味・見た目・食感に工夫を凝らし、食べやすく・楽しい給食に!
水分補給も大切な食育。塩分と一緒に摂ることで体内バランスが整うことも、子どもたちにわかりやすく伝えています。
C. 保護者との連携重視型(お願いカード・家庭での話題作り)
七夕に向けて、子どもたちと一緒に“お願いカード”を作成しました。廊下に掲示しますので、ぜひご覧ください。
また、給食でも「この食材、知ってる?」「どれが海の食べ物かな?」など、家庭でも話題にできるような問いかけを取り入れています。
【締めの言葉】テンプレ3選
🟡 全体まとめ型(基本)
今月も、子どもたちが「食べてみよう」「知りたい」と思えるような給食作りを心がけてまいります。暑い日が続きますが、しっかり食べて夏を元気に過ごしましょう!
🟣 行事連動型
行事や季節に合わせた“学びのある食事”を通して、食べることの楽しさを感じてもらえるよう取り組んでまいります。おうちでも、ぜひ子どもたちと食材のお話をしてみてください♪
🔴 感謝・連携型(保護者へ向けた言葉)
日頃からのご理解とご協力、誠にありがとうございます。ご家庭でも食についての会話が増えるきっかけになれば嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
保育園の先生たちに聞いた!7月の給食だより裏ワザアイデア

「行事の話題だけじゃ、毎月ネタに困っちゃう…」そんなときに役立つのが、保育のプロたちが実際に使っている“ちょっとした工夫”。
7月の給食だよりにそのまま使えるネタをご紹介!
冷房の時代だからこそ伝えたいこと、保護者が気になる「あるある悩み」にもフォーカスします。
冷房のある今だからこそ、子どもに伝えたい「体を冷やさない食事」
夏=暑い!というイメージとは裏腹に、今どきの子どもたちは“冷え”や“食欲不振”に要注意。
冷房の効いた室内や、冷たい飲み物・アイスなどの摂りすぎで、意外と「内臓冷え」になっている子も多いんです。
おたよりにそのまま使える一文例:
「暑い夏でも、子どもたちは冷房の効いたお部屋で過ごすことが増えています。体の内側が冷えてしまうと、食欲が落ちたり、なんとなくだるさが続いたり…。そんな時は、“温かい汁もの”や“ごはん+味噌汁”の和食スタイルが、内臓をやさしく温めてくれます。」
体を冷やしすぎない食材の例
- にんじん・かぼちゃ・玉ねぎ(体を温める)
- 生姜・味噌・根菜類もおすすめ!
→冷しゃぶなど“冷たい主菜”の日は、温かい汁物を添えてバランスをとるのがポイントです。
保護者が知りたい「子どもがごはんを食べないときの声かけ」
「好き嫌いが多くて…」「一口も食べてくれなくて心配」
実は保護者の多くが悩んでいるのが、“ごはんを食べない日”の対応。
給食だよりでは、こういった日常的な困りごとに寄り添ったアドバイスが喜ばれます。
おたよりにそのまま使える一文例:
「食が進まないとき、つい“ちゃんと食べなさい”と言ってしまいがちですが、“今日は何が好き?”と聞いてあげるだけでも、子どもの気持ちはぐっとラクになります。
食べられた量よりも、“座って食卓に向かった”ことをまず褒めてあげましょう。」
現場でよく使われている声かけ例:
- 「一口だけでも食べられたね!すごい!」
- 「今日はスプーン持てたね、えらい!」
- 「このおかず、においはどう?どんな味かな?」(=観察を促す)
→食べること=楽しい経験と感じられるようなやりとりが大切です。
まとめ:7月の給食だよりは伝え方で差がつく!

「7月はイベントが多いから、書くネタに困らない」…と思っていませんか?
伝え方の工夫ひとつで、給食だよりの印象も、園全体のイメージも大きく変わります。
旬・健康・文化・時事ネタを掛け合わせ、食の手紙としての役割をしっかり果たせば、保護者との信頼関係もグッと深まります。
ネタを行事だけに頼らない!【情報の広げ方】
7月といえば七夕や土用の丑など、行事ネタは豊富ですが、それだけに頼るとマンネリ化しがち。
そこで重要なのが、行事の周辺にあるテーマに目を向けること。
たとえば…
切り口 | 内容例 |
---|---|
旬の食材 | 枝豆・オクラ・とうもろこし・夏野菜の紹介やレシピ |
健康・食育 | 熱中症対策/冷たい食べ物と内臓冷えの関係 |
食文化 | 土用の丑の日/七夕の由来/行事食の意味 |
時事・法改正 | 2025年の熱中症対策義務化など、最新の制度と連携 |
➡ 「ネタがない」ではなく、「広げ方を知らないだけ」。
見方を変えれば、7月は多角的な発信ができる宝の山です。
給食だよりは「食の手紙」子ども×家庭×園をつなぐ役割
日々の食事は、栄養だけでなく心の栄養にもつながっています。
そしてその橋渡しになるのが、給食だより。
つまり、単なるお知らせではなく、家庭と園をつなぐコミュニケーションツールとして捉えるべきです。
保護者にとってのポイントは…
- 家庭でも話題にしやすい内容か?(→クイズや豆知識が◎)
- 保護者が「へぇ〜」と思う豆情報があるか?(→文化・時事ネタが効く)
- 忙しい中でも読みたくなる気軽さと信頼感があるか?
この視点があるだけで、園の印象=食育を大事にしてる園へと自然にUPします。
最後に
給食だよりは、単なる献立紹介ではなく保護者との信頼関係を深める「コミュニケーションの架け橋」です。
7月は夏本番。
暑さや体調の変化が気になる時期だからこそ、「ちゃんと見てもらえてる」「うちの子のこと、わかってくれてる」という安心感が、保護者の心に届く一枚になります。
忙しい毎日の中でも、子どもたちが笑顔でごはんを食べられるよう、ほんの少しの工夫を届けられたら…そんな思いで給食を作っています。
保育園の食卓が、子どもたちの元気のもとになるように、これからも安心・安全な食事を心がけてまいります。
こんなひとことがあるだけで、読んだ保護者の心の温度はきっと上がります。
「この園に預けて良かった」と思ってもらえる締めくくりを、ぜひ意識してみてください。
毎月の給食だより作成、本当におつかれさまです。
厨房は暑いし、立ちっぱなしだし、忙しいと自分のことなんて後回しになりますよね。
うちの厨房でも、栄養士さんが「肌がガサガサする…」とか 「疲れて書けない…」って話しているのをよく聞きます。
そんな話を聞くうちに「がんばる人ほど自分ケアが大事だな」と思うようになりました。
以下は、実際に職場の女性陣が「よかった」と言ってたアイテムたちです。
どれも現場で働く女性に合うようなものを意識しています。
🍃現場で人気の「自分ケア」アイテム3選
- 【汗臭対策】- 【肌荒れ】
- 【辛い毎日】ヒキウツ笑顔
