みなさま、おつかれさまです。「大量調理の伊達メガネ」です。
給食調理員の方が持っている資格の筆頭は「調理師」ではないでしょうか?
ですが、他にも給食調理員に役立つ資格というのは意外とあるんですよ。
というか調理師は持っていなくても働き始めるために別の資格を持っている方がいたぐらいです。そして2年の実務経験を経て調理師の資格に挑戦していました。
これらの資格というのは調理師の資格を持った給食調理員をめちゃくちゃ助けてくれます。
今回はそんな給食調理員を助けてくれる資格をお伝えします。
なぜ給食調理員に資格の取得が役立つか?
まずはじめに「なぜ給食調理員に資格の取得が役立つのか?」ですよね。
特に「福祉施設」や「病院」、それから「保育園」の直営の厨房で働いている給食調理員さんには役立つ資格はいっぱいあります。
直営の厨房で働いているという事は、大抵の場合は社会福祉法人や医療法人に所属して働いていると思います。
その場合は、自己評価や個人目標など社員として取り組むことがありますよね?
資格というのは便利なんですよ。だって、その分野に関して一定の知識がある事を他者へ簡単に証明する事が出来ますから。
自己評価や個人目標で努力した事を経験や内容でなく「資格で証明」することが出来るんです。
それに資格取得が叶わなくても「教材を買った」「勉強した」「受験した」は努力として見てもらえます。
そして受かったらOK。
受からなくても来年また頑張るでOK。
面談でも説明することが容易になるんですよ。
そして、給食調理員にとって転職というのは当たり前なんです。「大量調理の伊達メガネ」も3回転職しました。
想像しているより給食調理員にとって転職というのは身近なことなんです。
知っている転職の主な理由は...
- 厨房業務が委託会社に変更
- 委託所属で変更先の現場が最悪だった
- 給料UPは転職の方が早い
- 人間関係で嫌になった
転職が身近という詳しい内容は別の機会でお伝えしますが、とにかく「あなたの価値」を経験というあやふやなものだけでなく資格として証明できる状態にしておきましょう。
その資格が1年後、3年後、5年後、そして10年後のあなたを守ってくれます。
給食調理員に役立つ資格と個人目標への取り組み!
「大量調理の伊達メガネ」が給食調理員におすすめする資格は「介護食」と「お菓子」です。
例えば「介護食」の資格を取得するというのは「介護食」を学ぶという事です。当たり前ですね。
取り組みを分解するとこうなります。
- 介護食について種類や特徴を学ぶ
- 今いる職場の介護食との差異を把握
- 学んだ介護食の知識や技術を活かす
- 介護食の資格をとる(受験)
このように取り組んでいけば仕事と個人の目標が一致してきます。
そして1年で目標に達する必要もありません。最初は資格取得でなく学ぶを重点においてもいいでしょう。(1年目の目標に資格取得を表記するか隠すかはお任せします)
仕事をしながらだとなかなか学びの時間もないと思います。家のことや、身体を休めたりリフレッシュも重要です。
2年目に資格取得を目標にしていけば良いです。ただ1年目から資格取得を意識して効率よく学んでいきましょう。
つまり試験でどのような事が問われるかを知っておく必要があります。
それから今回紹介している資格は独学でも試験を受けることは出来ますが相当な知識がないと難しいです。
というか基本的に通信講座を受けて資格を取ることが考えられているんですよ。その講座を受けることで試験が受かるよって感じかな。
なので、専用の講座を利用して資格取得を目指すのが簡単です。
ただ講座なのでお金はかかります。
ですが、講座というのは頭のいい人たちが学ぶことや資格取得のために考えて用意しているものです。
自己投資として月々3,000円ぐらい(2年間)をどう捉えるかは人それぞれだと思いますが、決して損はないと思います。
ただし給食調理員に役立つ資格といっても所属している職場によって違ってきます。あなたの職場によって必要な資格を選んで学びましょう。
「介護食」の資格が役立つ理由
まず、おすすめなのが「介護食」の資格です。これは「福祉施設」や「病院」で役に立ちます。
高齢化が進む日本の社会では介護食の需要が増えています。
年齢を重ねるにつれて食べ物の形状や味、栄養バランスに敏感になるため、介護食の調理に必要な知識や技術を持っていると役立ちますよ。
介護食の資格の中でも「介護食マイスター」は基本的な知識が身につくのでおすすめです。
「介護食マイスター」は、日本安全食料料理協会が認定している資格です。
調理師としての経験と「介護食マイスター」の資格を持つことで、職場内での信頼も得やすくなりチャンスも広がります。
いまだに独自の古い考えで「介護食」を提供している施設も多いので、しっかりと学んだ方の意見というのは重宝されることもあります。
「介護食マイスター」では基本的な知識として種類や作り方、高齢者との食事の関係や調理サービスなどを学ぶ事ができます。
「介護食マイスター」は介護食に興味のある方なら誰でも試験を受けることができます。
食事介助の方法やポイントなども学べるので、現場の介護士さんとのコミュニケーションに役立ち距離も縮まるのでいいですよ。資格取得をきっかけに介護の道に進む人もいました。
「お菓子」の資格が役立つ理由
お菓子の資格は「福祉施設」や「保育園」でめちゃくちゃ役立ちます。だって、ほとんどの施設が手作りおやつを提供しますから。
これまでの「大量調理の伊達メガネ」の経験では、多いところでは週に1回は手作りおやつです。少ないところでも月に1回は手作りおやつを提供していました。
美味しいお菓子を作れるのは想像しているより価値があるんです。なかには手作りおやつを施設の価値として紹介しているとこもあります。
お菓子の資格をゲットして手作りおやつを提案する事であなたの価値も厨房の価値も上がります。
ただ、お菓子作りの実施の場があった方が身につくので、手作りお菓子を提供する機会がない職場で働いている方は他の資格の方が良いかもです。
経験と知識と技術が合わさった方がいいですからね。
お菓子の資格でおすすめなのが「お菓子作りパティシエ」の資格です。
「お菓子作りパティシエ」は、日本インストラクター技術協会が認定している資格です。
おすすめする理由は、この資格の取得を目指す事でお菓子作りの基礎から応用まで幅広い知識と技術を身につけることができます。
具体的な内容としては、材料の選び方や必要な道具、それから製菓の専門用語や衛生知識などを学べます。
「お菓子作りパティシエ資格」は、お菓子作りに興味がある人なら誰でも試験を受けることができますよ。
それに「お菓子」の資格は男女関係なくモテ要素(経験則から)でもありますからね。
まとめ:資格は役立つお守り
「大量調理の伊達メガネ」は資格の取得を強くおすすめします。
それは、「大量調理の伊達メガネ」が紹介していない資格でもいいんです。
なぜ強く資格の取得をすすめるかというと、資格が「大量調理の伊達メガネ」の人生を助けてくれたからです。
「神社のお守り」を否定するわけではないですが、「資格のお守り」は必ずあなたを助けてくれます。
「仕事での評価やチャンス」「仕事がない時」「転職活動」「お引越し」「副業」
様々な場面で「資格のお守り」は「大量調理の伊達メガネ」を守って導いてくれました。
もし「資格」がなかったら人生詰んでいたかもしれません。大袈裟ではなくそれぐらい資格に助けられています。
先行きがわからない日本の未来。資格の取得はきっと「大量調理の伊達メガネ」と同じようにあなたを守ってくれます。
ただ、資格は経験と合わさって生きてくるので、あなたの経験にあった資格の取得を目指してほしいです。