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給食調理員は腰痛と闘っている!現場歴20年が教える腰への負担を減らすコツとおすすめ対策

「給食の厨房って、あったかい料理と笑顔がいっぱいの場所でしょ?」

なんて思っている方もいるかもですが、給食の厨房は想像以上に体力勝負の毎日

特に厳しいのが「腰痛」です。

大量調理の伊達メガネも、過去にギックリ腰を何度も経験したベテラン調理員のひとり。

朝から晩まで立ちっぱなし、重い鍋や食缶の運搬、屈んだ姿勢での下処理…。

気づいたら「腰にズーン」と痛みが走ってる、そんな毎日が続きました。

でも、ただ我慢してるだけじゃダメなんです。

同じことを繰り返していては、同じ結果になるのは当然なんです。

そう考え自分の体と真剣に向き合い、少しずつ改善を重ねてきました。

今回はそんな経験から、

「なぜ腰痛が起こるのか?」
「どうしたら防げるのか?」

そして、現場で本当に役に立った対策をたっぷり紹介していきます!

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給食調理員はなぜ腰痛になりやすいのか?

給食調理員の仕事がなぜ腰に大きな負担をかけるのか、その「理由」は日々の作業の中に隠れています。

まずは、何となく感じている「腰に悪い」ことを具体的に知ることが重要です。

給食調理員の仕事は、見た目以上に全身運動の連続です。

中でも特に「腰」にかかる負担は相当なもので、それにはいくつかのはっきりした理由があります。

それから、腰痛持ちの人って、つい「腰が悪い」と思いがちなんですが、腰痛の原因は腰そのものじゃないことが多いんです。

調理員のように一日中立ちっぱなしの仕事をしていると、体を支えるおしりの筋肉や太ももの裏がカチカチに。

長時間の立ち仕事が当たり前

調理中も配膳中も片付け中も、とにかく立ちっぱなし。

それが1日4〜5時間以上続く日もあります。

とくに問題なのが、動かずに同じ姿勢で立ち続ける作業

これは筋肉の血流を滞らせ腰回りやお尻に太ももの筋肉にダメージを蓄積させていきます。

また、調理室の床は滑りにくくて硬めの素材が多いので足腰への衝撃もじわじわ蓄積していきます。

重たい食缶・米袋・食材などの持ち運び

1人分なら軽く感じる料理も、給食となれば一度に100人前以上を調理する世界

  • 食缶は中身込みで10kg超
  • 米袋も5kg、10kg単位が当たり前
  • 使う食材も10kg、20kgも日常

こうした「重い物を持ち上げる・運ぶ・よける」動作が1日何十回も発生するんです。

特に腰をひねりながら無理な体勢で持ち上げたり、下から上に持ち上げたりする動作は腰に加え足腰への負荷が爆増します。

中腰の姿勢が地味にダメージを蓄積

洗浄・下処理・盛り付けなど、かがんだり中腰になる作業が非常に多いのも特徴です。

腰を丸めた状態での作業が長く続くと、背骨の椎間板に圧力がかかり続けヘルニアや筋肉の炎症リスクが高まります

特に「ちょっとだけ屈む姿勢」こそが一番危ない。

無意識にやっているこの姿勢が、毎日の積み重ねで知らぬ間に腰を壊す典型例なんです。

「料理人」ではなく「力仕事のプロ」でもある

調理員の仕事って、一般的には包丁と鍋を使う人というイメージかもしれません。

でも、実際の給食現場では――

「半分は調理、半分は運搬・掃除・整備」

控えめに言ってです。

調理の作業は半分以下です。

つまり、調理師でありつつ現場作業員でもあるのが実情です。

これが他の飲食業とは違う給食調理員特有の足腰への負担の大きな理由です。

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調理師のための腰痛対策7選|現場で今すぐできること

「腰が痛いけど、どうすればいいかわからない」

「職場に頼れないし…」

そんな悩みを持つ調理員さんに向けて、シンプルだけど本当に効果のある対策法をお伝えします。

腰の痛みを軽くするためには特別な機器やマッサージだけではなく日々の習慣と環境の工夫が大切です。

調理現場で「今日からでもすぐにできる」腰痛対策を7つ、現場目線で具体的に紹介します!

すべて実践済み&効果ありのものばかりなので、ぜひ試してみてください!

配膳台や作業台の高さ調整

作業中にかがんだり伸びたりしていませんか?

作業台の「高さ」が合っていないことが腰にかかる負担を増やす大きな要因です。

対策ポイント

  • 台が低いなら下に滑り止め付きのすのこや板を敷く
  • 高すぎる場合は足台を使って立ち位置を上げる
  • 作業別に「最適な高さ」を意識するだけでも違います

30分ごとのストレッチや足踏み

ずーっと同じ姿勢だと、筋肉は固まって疲労が溜まります。

特に30分以上動かないでいると腰の血流がガクッと落ちるので注意!

おすすめの動き

  • その場で足踏み30秒
  • 腰に手を当ててゆっくり反る
  • 肩回しや軽く膝の屈伸も◎
    → ほんの数秒でもこまめにやることがカギ!

足元マット&スニーカー型キッチンシューズを導入

硬い床の上で長時間立つことは腰痛のもと。

衝撃吸収の工夫を足元から始めるだけで全身の疲れが変わります。

現場でのおすすめ

  • 疲労軽減マット(滑り止め付き)
  • クッション性のあるスニーカータイプのシューズ
  • つま先やかかとのクッションが厚めのものが◎
    →靴の見直しは腰の守り神です!

作業用の椅子を活用する

「座って仕事なんて…」と遠慮しがちですが「体を守る」という意味ではとても重要な工夫です。

使いやすい椅子の例

  • 高さ調整ができる回転式チェア(立ち上がりもラク)
  • キャスター付きのワゴン型スツール
  • お尻に負担が少ないクッション入りタイプ

椅子を導入するだけで、かがむ回数が激減し腰の負担が軽くなります。

コルセットを着用する【これ重要!】

腰をガッチリ守るには、やっぱり「コルセット」

特に「重い鍋を持つ日」や「スチコンの出し入れが多い日」などは事前に着けておくだけで痛み予防に直結します。

こんな人におすすめ

  • 一度でもぎっくり腰になったことがある
  • 毎日腰に不安を感じている
  • 重い作業がある日だけでも予防したい

動線を短くするレイアウト改善

調理室の中で、「あっちこっち何回も往復してるな…」という動線、ありませんか?

無駄な移動は、腰を含む全身の疲れの原因になります。

改善ポイント

  • 配缶ルートを短縮(配膳台やワゴンの配置見直し)
  • 調味料・食材などを「利き手側」にまとめて置く
  • 台車やキャスター付きのワゴンを活用

持ち上げるときは「膝を曲げて」持つクセを

意外と忘れがちですが、腰ではなく膝を使う持ち上げ動作が最もシンプルで強力な予防法。

ポイントは3つ

  • 重い物は体の正面で持つ
  • 腰を丸めず背筋をまっすぐに
  • 膝をしっかり曲げて足の力で立ち上がる!

これだけで腰の負担が軽減できますよ。

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家でできる腰痛対策|毎日のケアが調理現場でのパフォーマンスを変える!

調理の現場では腰に負担がかかりがち。

でも実は、職場だけでなく家での過ごし方が腰痛の回復にも予防にもめちゃくちゃ大事なんです。

給食調理員の皆さんが「自宅でできる腰のケア方法」を具体的にご紹介します。

できることから少しずつ、始めてみてくださいね。

浴槽にしっかり浸かる

「湯船につかるなんて当たり前」と思うかもしれませんが、これ、腰痛に本当に効きます!

  • 湯船に浸かることで筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなります。
  • 特に38~40度のぬるめのお湯で15〜20分程度がベスト。
  • シャワーだけだと深部の筋肉まで温まりません。

調理で冷えた厨房や夏の冷房で意外と体が冷えてることも。

お風呂は「毎日できる最高のリセット時間」です!

ストレッチ・ヨガ・体操

腰に負担がかかっている人ほど、股関節・太もも裏・お尻がガチガチになってます。

だから、柔軟性を高めることは腰痛対策に直結します。

おすすめは

  • 簡単なストレッチ(お風呂上がりに5分)
  • ヨガ(動画レッスンやオンラインヨガも充実)
  • 骨盤をゆるめる体操(検索するとたくさん出てきます)

ポイントは「無理せず、呼吸を意識してゆっくり」。

特にハムストリング(太もも裏)を伸ばすストレッチは腰への負担軽減に◎!

筋トレ&ウォーキング

「え、筋トレなんて無理…」と思ったあなた、腰痛持ちは「筋肉を鍛えた方が楽になる」ことが多いんです。

簡単にできる筋トレ例

  • お腹のインナーマッスルを鍛える「ドローイン」
  • お尻を引き締める「ヒップリフト」
  • 壁に背中をつけて立つ「壁立ち姿勢キープ」

そしてウォーキングは1日15分〜30分でOK

姿勢を整え血流も良くなり心もスッキリします。

寝具の見直し(ベッド・マットレス)

「朝起きると腰が痛い…」それ、寝具が合ってないサインかも。

腰痛持ちに人気なのは以下のような寝具:

タイプ特徴
高反発マットレス体をしっかり支える。沈みすぎず、寝返りしやすい。
低反発マットレス体圧を分散する。柔らかめが好きな人向け。
ウレタン3層構造硬さのバランスが良く、腰痛サポート力が高い。

おすすめブランドとしては「モットン」「エアウィーヴ」「トゥルースリーパー」など。

長時間の立ち仕事の疲れは、寝てる時間の質で変わります!

腰痛サポートのサプリメント

体の内側からサポートするのも一つの手。

特に、関節や筋肉に良い成分を含んだサプリはおすすめ。

腰痛対策で注目されている成分

  • グルコサミン・コンドロイチン:関節の潤滑を助ける
  • ビタミンD・カルシウム:骨の健康を守る
  • マグネシウム:筋肉の緊張をゆるめる

ただし、サプリは魔法じゃありません。

あくまで「食事+生活習慣」のサポートとして使いましょう。

その他・取り入れやすい腰痛対策

  • 腰用ホットパッドや温熱シート:冷えや筋緊張にピンポイント対応
  • 着圧レギンスや骨盤ベルト:家でのながらサポートに◎
  • マッサージガン:寝る前の筋膜リリースで回復力UP

マッサージガンは大量調理の伊達メガネも使ってますよ。

というか最終手段と言えるかもです。

マッサージガンの効果についてはこちらの記事(立ち仕事の味方!腰痛にマッサージガンは本当に効く?)をご覧ください。

まとめ:腰痛対策は自分を守る第一歩!今できることから始めよう

腰痛は、がんばる調理員にとって避けられない職業病のひとつ。

でも、それを「仕方ない」と片付けるのではなく自分の体を守る技術と心構えを持つことがプロの第一歩です。

今すぐできる対策から始めましょう!

今日からできる小さな一歩を始めよう

腰痛対策は、何も大げさなことじゃなくていいんです。

例えばこんな小さな工夫から始めてみてください。

  • 立ちっぱなしが続いたら【30秒だけ足踏みストレッチ】
  • 仕込みのときに【座れる椅子】を近くに置く
  • 床の衝撃を和らげる【靴】を履く(インソールを入れる)
  • 重い物を持つときは【膝をしっかり曲げる】意識を持つ
  • 食缶を持ち上げる前に、【ひねらず真正面から持つ】

こういった行動が、積み重なってあなたの腰を守ってくれます。

コルセットはプロの必需品

そして、忘れてはいけないのが【腰用コルセット】の存在です。

「なんだか腰が疲れてきたな…」というときにコルセットを着けているだけで腰への負担がグンと軽くなります。

それは、プロが包丁を研ぐのと同じ感覚。

腰を守る道具を使うことも、立派な準備です。

調理着の下でも目立たず洗えて蒸れにくいタイプを選べばストレスなく使えます

明日も、10年後も、笑顔で働くために

調理の仕事が好き。

だからこそ、無理して一時的にがんばるよりずっと続けられるように体をいたわってほしい

腰痛は、完全に消すことは難しいかもしれません。

でも、「正しい知識」と「ちょっとした工夫」で、かなり和らげることができます。

腰を守って、これからも「おいしい給食」を届けていくために。

あなたの腰と、明日の笑顔のために──。

最後に伝えたいこと
  • 給食調理員の仕事は、見た目以上に重労働。
  • 腰痛は我慢するものではなく、予防し向き合うもの
  • コルセットは甘えじゃない「プロの道具」です。
  • 無理をせず、助け合いのあるチーム作りが最大の腰痛対策
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