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フードプロセッサーでできること7選:切る、混ぜるだけじゃない!驚きの使い道と活用アイデア

忙しい毎日の中で、「もうちょっとラクに料理できたらなあ…」って思うこと、ありますよね?

特に野菜を切ったり、タネをこねたりって、地味に手間も時間もかかる。

そんなときに頼りになるのがフードプロセッサー。

でも、

「使いこなせるか不安」
「どこまでできるの?」

と感じて、買うのをためらっている方も多いのでは?

今回は、給食の大量調理をこなす大量調理の伊達メガネが給食調理員の目線から、「フードプロセッサーでできること」を7つの具体例で紹介していきます。

「切る・混ぜる」だけじゃない、ちょっと驚くような使い道やプロの現場でも通用する活用術まで、わかりやすくお伝えします!

フードプロセッサーとは?基本のおさらい

まずは「そもそもフードプロセッサーってどんな家電なの?」というところからスタート。

最近では見た目が似ているミキサーやブレンダー、チョッパーと混同されがち。

ここではその違いも軽く触れつつ、基本の役割やできることをおさらいします。

そもそもフードプロセッサーって何する機械?

フードプロセッサーとは、一言でいえば食材の下ごしらえをラクにしてくれる万能マシンです。

具体的には、以下のような作業を自動でやってくれます。

  • 野菜のみじん切り
  • 肉や魚のすり身
  • ナッツや乾物の粉砕
  • 芋や大根のすりおろし
  • 食材の混ぜ合わせ・練り

手でやると面倒だったり、時間がかかる作業を、数秒〜数分でやってくれるのが魅力。

料理が得意な人だけじゃなく、初心者や忙しい方の「もう一品作りたいけど時間がない…」ってときにもぴったりなんです。

しかも、最近のモデルはコンパクトでお手入れも簡単なものも。

「こんなにラクしていいの?」って思うくらい、料理のハードルをグッと下げてくれますよ。

ミキサーやチョッパーとの違いは?

ここで少しだけ触れておきたいのが、

「フードプロセッサーと他の調理家電との違い」

です。

似たような調理家電にミキサーやブレンダー、チョッパーなどがあります。

これらと混同されがちですが、実は機能というか目的が違います。

たとえば…

家電名得意なこと苦手なこと
フードプロセッサー切る・混ぜる・こねる・すりおろす液体の撹拌(スムージーなど)
ミキサー液体の撹拌・ジュース固形物のカットや粉砕
チョッパー簡易的なみじん切り混ぜる・こねるなど複雑な調理

切るのか潰すのか混ぜるのか。

その違いって意外と大きいんです。

用途によって向き不向きがあるので自分にぴったりの道具を選ぶことが大切。

それぞれの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事(フードプロセッサーとミキサーの違いとは?)も参考にしてみてくださいね👇

フードプロセッサーでできること【7選】

「結局、フードプロセッサーって何ができるの?」

そんな疑問にしっかりお応えすべく、ここでは調理のプロ目線で選んだ本当に役立つ7つの使い道を紹介していきます。

手間がかかる作業も、フードプロセッサーならスイスイ。

料理の楽しさも、時間のゆとりも、どっちも手に入っちゃいますよ!

みじん切り(玉ねぎ・にんじん・ピーマンなど)

包丁での「みじん切り」は、家庭でも現場でも手間のかかる作業のひとつ。

特に玉ねぎで涙が止まらない…なんて経験、誰でも一度はあるはず。

そんな悩みをスパッと解決してくれるのが、フードプロセッサーでのみじん切りです。

まず、玉ねぎをみじん切りするときって、皮をむいて、半分に切って、端からちまちま包丁で刻む…あの工程が地味に大変ですよね。

さらに、切ってる最中に涙が止まらない…。

これは玉ねぎに含まれる「硫化アリル」が原因です。

でもフードプロセッサーなら、その工程をまるごと短縮!

皮をむいた玉ねぎをざっくり4等分して、容器にポン。

あとはボタンを数秒押すだけで、見事なみじん切りが完成します。

しかも切ってる間に涙が出ることもなし。

調理中のストレスがごっそり減ります。

給食現場では、カレーやミートソースなど大量に玉ねぎを刻む場面が多いですが、毎回手作業では本当にしんどい。

その点、フードプロセッサーは5人分でも50人分でも、同じクオリティでスピーディーにこなせるのが大きな魅力。

🔹みじん切りにおすすめの食材

  • 玉ねぎ
  • にんじん
  • ピーマン
  • セロリ
  • パプリカ

🔹応用アイデア

  • 時短で作る「炒め玉ねぎペースト」
  • 野菜の旨みが効いた「チキンナゲットのタネ」
  • 小さくカットして冷凍すれば、スープや炒め物にもすぐ使える!

ちょっとしたことですが、これだけでも「毎日の料理、かなりラクになった!」という声は本当に多いんですよ。

すり身・つくね・ハンバーグのタネ作り

包丁で刻んで、ボウルで混ぜて、手でこねて…。

ハンバーグやつくねのタネ作りって、見た目以上に手間がかかる作業ですよね。

でもフードプロセッサーなら、切る・混ぜる・練るを一気にこなしてくれるから、本当にラク!

お肉系のメニューがグッと身近になります。

実は私たち給食現場でも、タネ作りは調理工程の中でも特に時間と労力がかかる部分なんです。

ミンチ肉、炒めた玉ねぎ、卵、パン粉、調味料…。

それらを混ぜて、手でこねて、粘りが出るまで練り上げる。しかも大量!

正直、夏場は汗だくになります。

でもフードプロセッサーがあれば話は別。

すべての材料をざっくり入れて、スイッチON。

数十秒でふんわりなめらかなタネが完成します。

フードプロセッサーで作れる肉料理のタネ

  • ハンバーグ
  • 鶏つくね
  • 魚のすり身団子(パンガシウスや鯵などもおすすめ)
  • シュウマイや餃子のタネ

特に魚のすり身は、包丁ではなかなか細かくできないし、手間もかかる。

でもプロセッサーなら、骨を取り除いた身を入れるだけで、なめらかなすり身に変身します。

保育園などの給食では、アレルギー対応や軟らか食として重宝しています。

応用アイデア

  • ひじきや豆腐を混ぜて栄養価UP
  • タネを冷凍保存して時短調理に
  • 高齢者向けのやわらかメニューにも大活躍!

肉料理って手がかかるイメージが強いですが、フードプロセッサーを使えば「もっと作りたくなるメニュー」に早変わりしますよ!

大根おろし・長芋すりおろし

手でおろすと、腕がパンパン。しかも水っぽくなって味も落ちる…。

そんな「すりおろし」系の調理も、フードプロセッサーなら驚くほどラクになります。

まず、大根おろしって、想像以上に力がいりますよね。

特に給食調理などの現場で「50人分の大根おろし」を手でやるなんて、ちょっとした筋トレです(笑)。

それに、どうしても繊維がつぶれて水分が出すぎてしまい、水っぽくて味が薄くなる…。

でもフードプロセッサーの「おろし機能」なら、そんな悩みをまるっと解決してくれます!

フードプロセッサーですりおろしが優れている理由

  • 均一にすりおろせるから食感がなめらか
  • 食材の水分を必要以上に壊さない
  • 手が疲れない(←これ一番大事)
  • 1本分の大根も3分以内で完了!

給食現場でもよくやるのが「長芋のすりおろし」。

ネバネバして扱いにくいし、滑ってケガもしやすいんですが、フードプロセッサーを使えば衛生的かつ安全に調理できます。

お好み焼きのつなぎや、ふわふわハンバーグにも大活躍。

使える食材一覧

  • 大根(冷やしうどんや焼き魚に)
  • 長芋(山かけやふわとろ焼きに)
  • にんじん(離乳食やスープの彩りに)
  • じゃがいも(ガレット風に)
  • ごぼう(きんぴらなどの下処理に応用も可)

すりおろしの応用アイデア

  • 大根おろし+ポン酢で「和風タレ」に
  • 長芋と卵を混ぜて「ふわふわ鉄板焼き」に
  • じゃがいも+玉ねぎで「もっちりチヂミ風」に

また、「手でするよりフードプロセッサーの方が風味がいい」と言われるのは、すりおろし中の摩擦熱が少なく、素材本来の風味を逃さないから。

料理のプロでもうなずく、納得の理由なんです。

ペースト・ディップ(ほうれん草・ごま・アボカド)

「ごま和え」「アボカドディップ」「ポタージュの下ごしらえ」…

これらの“なめらかペースト”系、手作業でやると正直つらい。

でも、フードプロセッサーなら一発です!

栄養をそのまま活かして、舌触りの良い料理に。

保育園や高齢者施設など、給食現場でも出番の多いテクニックです。

ペースト状の料理って、実は意外と工程が多いんですよね。

例えば「ほうれん草の白和え」。

ゆでた葉物を包丁で刻み、すり鉢でごまと和えて、なめらかに整える。

これが何十人分もあるとなると…気が遠くなる!

そんなときの救世主が、フードプロセッサー。

材料をざっくり切って、調味料を入れて、スイッチON。

たったの20〜30秒で、ムラなくなめらか〜なペーストに。

指先の力も、包丁スキルもいりません。

おすすめのペースト材料

  • ほうれん草+白ごま+豆腐=白和え風ペースト
  • アボカド+レモン+塩=ディップやサンドイッチの具に
  • ごま+砂糖+しょうゆ=ごまダレ
  • にんじん+玉ねぎ+ヨーグルト=万能ディップやマリネソースに

給食の現場では、離乳食やミキサー食野菜嫌いの子向けメニューとして大活躍。

たとえば、アボカド+バナナ+豆乳で作る「アボバナスムージー」なんて、見た目も味もまろやかで子どもたちに人気です。

ごまペーストも、お肉や茹で野菜にちょっとかけるだけで一気に「副菜っぽさ」が増しますよね。

応用アイデア

  • 野菜ペーストをパンに塗って「野菜トースト」
  • おから+ごま+味噌で「おからディップ」
  • ナッツ+ドライフルーツ+クリームチーズで「おやつ系ディップ」

ペーストづくりって、手作業では避けがちな分野なんですが、フードプロセッサーがあると「やってみよう!」という気持ちになれるから不思議です。

しかも「混ぜすぎず、残したい粒感を残す」など、細かい調整もできるから仕上がりもプロ級。

ナッツや乾物の粉砕(パン粉・おから・高野豆腐など)

「ナッツを細かく砕きたい」
「パン粉が足りない!」
「高野豆腐を粉にしてみたい」

乾物や固形物を粉砕できるのも、フードプロセッサーの大きな魅力です。

チョッパーとの違いって?という疑問が出てきた方、ちょっといいところまで来てますよ。

私たちが厨房で調理していて感じるのが、「乾いた食材の活用って、意外と可能性の宝庫だな」ということ。

でも、乾物を細かく刻むのってめちゃくちゃ手間がかかりますよね。

たとえば、高野豆腐をおろし金で削ったり、ナッツを包丁で叩いたり…。

時間もかかるし、飛び散るし、刃物で手をケガするリスクもある。
そこにフードプロセッサーを導入すると、世界が変わります。

フードプロセッサーで粉砕できるもの(一例)

  • 食パン → 自家製パン粉(粗目〜細目まで調整可)
  • 高野豆腐 → 離乳食・おやつ用のパウダー
  • おから → 加熱してから粉砕すれば“おからパウダー”に
  • くるみ・アーモンド → お菓子や和え物に最適な“クラッシュナッツ”に
  • 煮干し・かつお節 → 即席ふりかけや出汁パウダー

これ、実際に保育園の現場でもやっています。

乾物って保存がきくし、栄養価も高いので、栄養士さんからのリクエストも多いんです。

ただ、下処理に手間がかかるので避けられがちだったんですが、フードプロセッサーがあれば気軽に使えます。

応用アイデア

  • 高野豆腐パウダーをハンバーグに混ぜて栄養UP&節約
  • クラッシュナッツをヨーグルトやサラダにトッピング
  • パン粉+粉チーズ+ドライパセリで「即席香草パン粉」

ちなみにここでふと浮かぶのが、「これってチョッパーでもできるの?」という疑問。

でもね、チョッパーは切るがメイン、フードプロセッサーは潰す・粉にするまでこなせるのが大きな違い。

詳しくは、最初の方でご案内したこちらの記事(フードプロセッサーとミキサーの違いとは?)の記事でじっくり解説してます👇

パン生地・クッキー生地作り

「フードプロセッサーでパン生地が作れるって本当?」

はい、本当です。

フック(こね用パーツ)付きの機種なら、生地づくりの一番大変なこねる工程を、自動で仕上げてくれます。

手ごねは時間も力も必要。

でもプロセッサーがあれば、パン作りはもっと気軽な楽しみに変わります。

パンやクッキーなどの粉ものって、材料を測るところから手間がかかりますよね。

でも一番大変なのは「こねる工程」。

生地を練るのは、力も時間も必要で、気温や湿度の影響も受けやすい。

保育園の厨房でも「子どもたちに手作りパンを出したいけど、こね作業がハードで…」という声、実は多いです。

そこで登場するのがフードプロセッサーの「こね機能」。

これ、意外と知られていませんが、こね用ブレード(フック)がついている機種なら、パン生地もクッキー生地もできちゃうんです!

フードプロセッサーでできる粉もの作り

  • 食パンや丸パンの一次発酵までの生地
  • クッキー生地やスコーン生地
  • パイ生地(バターを冷やしたまま練り込めるのが最大の利点)
  • ピザ生地(もっちりタイプでもカリッとタイプでもOK)

手でこねると10〜15分かかる生地も、フードプロセッサーなら3〜5分で完了

しかも手の温度が伝わらないから、バターが溶けにくく、焼き上がりのサクサク感やふわふわ感がアップ!

おすすめの活用シーン

  • 雨の日に子どもと一緒に「おうちクッキング」
  • 保育園イベントで「手作りパン体験」
  • 時間がない朝でも冷凍生地を焼くだけでOK

応用アイデア

  • パン生地にきなこや抹茶を混ぜてオリジナル風味に
  • クッキーにナッツやドライフルーツを加えて“栄養おやつ”に
  • ホットケーキミックス+豆腐+フードプロセッサーで「ふわもちドーナツ」

ここで「え?それってミキサーじゃダメなの?」と気になる方へ。

実は生地をこねるのは、ミキサーでは基本NG。

刃が細かすぎて絡まって止まるし、パワーも不足しがち。

これについても、こちらの記事(フードプロセッサーとミキサーの違いとは?)を知っておくと、購入の失敗を防げますよ👇

スープ・ピューレ(温野菜+ブイヨン)

「温野菜でポタージュを作りたい」「なめらかなピューレに仕上げたい」

そんなとき、フードプロセッサーはミキサーとは違う魅力を発揮します。

意外と知られていないけど、こっちの方がラクでちょうどいいことも多いんです。

スープづくりの工程って、なんとなくミキサーの出番だと思っていませんか?

もちろんそれもアリなんですが、実際に使ってみると、

「ミキサーって洗うの面倒」
「液体が多すぎるとこぼれる」
「熱いと危ない」

など、思わぬ落とし穴が…。

そこで活躍するのが、フードプロセッサーでのスープ・ピューレづくり

固形に近い温野菜(じゃがいも・にんじん・かぼちゃ等)をブイヨンや牛乳と一緒に入れて回すだけ。

少量でもムラなく撹拌できるし、熱にも強い構造のものが多く、液体量の加減が自由自在です。

プロセッサーで作れるなめらか系レシピ

  • かぼちゃのポタージュ(裏ごし不要!)
  • じゃがいものヴィシソワーズ(冷製スープ)
  • にんじんのピューレ(ソースや付け合わせに)
  • 白いんげん豆のポタージュ(食物繊維たっぷり)

このスープづくり、保育園や高齢者施設の現場でもよく使います。

というのも、具材感を残したいときは軽く回せばOK、トロトロにしたいときはしっかり撹拌と、仕上がりの調整がしやすいから。

さらに、フードプロセッサーなら食材を入れるときにいちいち液体をたくさん入れる必要がないのも魅力。

応用アイデア

  • スープを冷まして製氷皿で冷凍→「時短おかずキューブ」に
  • 白身魚+ブイヨン+豆腐で「やわらか魚ピューレ」
  • スープの残りをグラタンソースとして活用

プロの現場で活躍する理由【調理の仕事にもおすすめ】

「家庭用のキッチン家電でしょ?」と思われがちなフードプロセッサー。

ですが、給食や施設など毎日数十〜数百人分を仕込む現場でもプロが頼る相棒なんです。

その理由は、単なる便利さを超えた「作業の質と安全性」にあります。

ベテラン調理員のリアルボイス

保育園で1日120食以上を提供していた私が、一番最初にフードプロセッサーに感動したのは「玉ねぎのみじん切り」をしたとき。

朝イチで30個以上の玉ねぎを包丁で刻んでいた時代、

「目が痛くて涙が止まらない」
「時間がかかる」
「量のバラつきが出る」

と三重苦だったのが、フードプロセッサー導入後はたったの5分で終了。

現場でのあるあるを一気に解決!

  • 手が疲れる → 切る・こねる・混ぜるをボタン一つで
  • 調理台が散らかる → ボウルの中で完結するから衛生的
  • 材料の大きさがバラバラになる → 均一にカット or 撹拌できる

作業負担の軽減=人手不足対策にも

調理の現場って、予想以上に筋力が必要。

大量の根菜を刻む、粘り気のあるタネを練る…体への負担は相当です。

でもフードプロセッサーがあれば、「力仕事を機械に任せる」ことが可能になります。

さらに厨房では「1人抜けたら回らない」ということもよくありますが、フードプロセッサーはその人手1人分の代わりにもなってくれるんです。

衛生面・安全面にも効果あり

実は、衛生管理が求められる給食現場で特に助かるのが接触を減らせるという点。

包丁やまな板を何度も洗い直すよりも、プロセッサーの容器1つを清潔に保つ方がラク。

調理器具が少なくて済むのは、片付けや洗浄作業にも大きく影響します。

また、手を近づけずに操作できるので「誤って切る・火傷する」といった事故も防げます。

特に若手や調理補助さんが多い現場でも、安全に調理が進められるのは大きな利点です。

作り置きや大量調理にこそ本領発揮

1人分や2人分よりも、「30人分」「50人分」の副菜をいかに素早く仕込むかが課題の現場。

フードプロセッサーは仕込みの速度を何倍にも引き上げてくれます。

  • ナムル・ごま和えの下ごしらえ
  • ハンバーグタネのまとめ作業
  • 野菜ペーストの下準備
  • 手作りふりかけや乾物パウダーづくり

これらを手作業でやるか、プロセッサーで一括処理するか。

業務効率・スタッフの負担・衛生リスクまで、すべてに差が出ます。

初心者でも失敗しない!フードプロセッサーの使い方・注意点

「便利そうだけど、ちょっと難しそう」
「洗うのが面倒なんじゃ…?」

そんな不安、すごくよくわかります。

でも、基本の使い方とちょっとしたコツを知っていれば、失敗知らずで毎日のごはん作りがぐんとラクになりますよ。

使い方の基本は「材料+パーツ+回す」だけ!

フードプロセッサーは、使い方がシンプルなのが最大の魅力。

以下の流れを覚えておけば、たいていの料理はサクサク進みます。

使い方の基本ステップ

  1. 材料をざっくり切る(5cm以下が目安)
  2. 容器に材料を入れる
  3. 使いたいアタッチメント(刃やフック)をセット
  4. フタをしっかりロックして、スイッチON!

ポイントは「刃のセットミス」と「フタのロック忘れ」に注意すること。

安全装置がついているものが多いので、セットが合っていないと動かないようになっています。

洗い物が心配?→分解・丸洗いでラクラク!

「部品が多そうで面倒…」とよく言われますが、実はフードプロセッサーは分解できる部品が少ないことが多いです。

たとえば、

  • 本体(これは水洗い不可)
  • 容器(耐熱で洗いやすい)
  • 刃(1〜2種類だけ)
  • フタ

このくらいで済みます。

全部取り外して食洗機対応のモデルも増えていて、後片付けが不安な方にもやさしい設計になっていますよ。

音がうるさいって聞いたけど…?

確かに、「静音家電」とは言えないのがフードプロセッサー。

ただし、音が大きいのは最初の数秒だけ。

みじん切りやこね作業は数十秒〜数分で終わるので、神経質になりすぎる必要はありません。

静音性を重視するなら、「カバー付きタイプ」や「低速モード搭載機種」を選ぶのも手です。

クイジナートなど、一部の上位モデルはその点でも優秀です。

注意点まとめ:初心者がつまずきやすいポイント

よくあるミス解決策
フタが閉まらず動かない向きを確認してしっかりロック
材料が詰まる・空回りする大きすぎる食材は避ける(5cm以下推奨)
パーツの向きが逆説明書を一度だけでも読むと◎
洗えない本体をうっかり水洗い本体は乾いた布で拭くのが基本

そして、ここでちょっと気になるのが「どのメーカーが安心?」という話。

口コミで人気のクイジナートのフードプロセッサーは、給食の大量調理でも大活躍しています。

でも、

そのクイジナートと他社の製品は、私にとってどっちが合うのか?

と疑問に感じる方へ、こちらの記事(現場歴20年の調理員が選ぶ!フードプロセッサーおすすめ3選)をご用意しました。

選び方のヒントを紹介していますので、迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね👇

まとめ:なんとなく使えそうが絶対に使いたい!に変わる

ここまで読んでくださったあなたは、きっともう「フードプロセッサーって便利そう」から「これはうちでも活躍しそう!」と感じているはず。

でも実際のところ、どんな料理にどう使うか、そしてどれを選ぶかが、やっぱり一番のカギですよね。

使い道をジャンルでなく悩みで選ぼう

「カレーに使いたい」「スイーツに使いたい」といったジャンルで選ぶのではなく、

「玉ねぎのみじん切りが面倒」
「こねるのが大変」
「すりおろしで腕が疲れる」

といった日々の小さなストレスをフードプロセッサーがどう解決してくれるか、そこが大切なポイント。

日常の困ったを解決してくれる道具って、買ってからの満足度が全然違います。

今回ご紹介した7つの活用法は、どれも実際の現場で使っているリアルな方法ばかり。

家庭でも業務でも、きっとあなたの調理をもっと楽に、もっと楽しくしてくれますよ。

「フードプロセッサー?ミキサー?何を選べばいい?」と迷っている方へ

ここまで来たら、次に気になるのはやっぱりこれ。

「フードプロセッサーとミキサー、どっちがいいの?」
「ブレンダーの方がスープは得意なんじゃない?」
「チョッパーでも十分なのでは?」

実はそれぞれ得意なことと苦手なことがハッキリ違うんです。

同じように見えて、全然違うんですよね。

たとえば、

  • ミキサーは液体前提。スープには強いけど、固形は苦手。
  • チョッパーは刻む専門。こねたり混ぜたりは難しい。
  • フードプロセッサーは応用力。刻む・こねる・混ぜる・すりおろす…まるでマルチプレイヤー!

「でも、何を基準に選んだらいいか、やっぱりわからない…」という方は、こちらの記事(フードプロセッサーとミキサーの違いとは?)をご用意しています。

これを読めば、あなたの使い方にピッタリ合った1台が見つかりますよ👇

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