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「給食の大量調理」の「職場の選び方」未経験者には介護施設がおすすめです

こんにちは「大量調理の伊達メガネ」の「あつたか」です。

最近よく聞かれる事があるんです「この職場ってどうなの?」って。

給食の大量調理の職場はいっぱいあります。皆さんにも馴染み深い学校給食から保育園に病院など様々な場所で大量調理による給食が提供されています。

それぞれ特徴はありますので興味のある方は別ページで紹介していますのでご覧ください。

様々な職場があるので「どの職場が私に合うんだろう?」と思う方もいるんですね。「大量調理の伊達メガネ」が未経験者におすすめなのが「介護施設の厨房」の仕事です。

介護施設...つまり老人ホームの厨房の仕事です。

そして直営の厨房であることです。つまり法人の社員として所属して仕事をするのがベストです。なかには厨房の仕事を委託会社に任せている法人もありますが、未経験者の方にはおすすめしません。

未経験者に委託会社をおすすめしない理由も含めて「なぜ老人ホームの厨房の仕事」が未経験者におすすめなのかご紹介します。

「介護施設の厨房」の「働き方」

介護施設も種類がありますが「特別養護老人ホーム」は高齢者の方が暮らしている施設になります。つまり365日朝昼夕と食事の提供が必要となります。

大抵が社会福祉法人や医療法人が運営しています。厨房職員も社員の一人として仕事に取り組みます。ただ厨房の業務を外部の委託会社に任せている場合もあります。

その場合は委託会社に所属して厨房の業務に取り組みます。所属が特別養護老人ホームの法人とは異なるので給料や出勤、福利厚生なども委託会社の規則に従います。

どちらの場合であっても大抵は働く内容は2種類に分かれます。調理を含む厨房業務全般と調理以外の調理補助の仕事です。

それから朝昼夕と食事の提供があるので勤務も早番や遅番があって時間をずらして出勤します。もちろんシフト制で365日対応できるようになっています。

調理含む厨房業務

ほとんどの場合が調理師の資格を持っており正社員で働くことが多いです。メインとなるのが調理となります。

調理師の資格を持っていなくても調理の仕事は行えますが、多くの職場で調理師の資格を持っている方に調理を任せています。

それから食材の切り込みや盛り付けをパートさんに指示しながら一緒に作業します。食器の洗浄や掃除も同様にパートさんに指示ながら作業します。

職場によっては調味料や食材の発注や納品確認に関わることもあります。

調理補助

調理補助はパートやアルバイトとして働く事が多いです。

社員の指示に従って食材の切り込みや盛り付け、食器洗浄などをおこないます。ほとんどの場合は調理することはないです。

なかには調理補助として仕事を始めたけど、調理の仕事を任されてその後に調理師の資格をとる方もいますよ。

未経験者に委託会社は辛い

なぜ未経験者にとって委託会社が辛いのかというと...。社員教育がうまく機能していないことが多いからです。

現場の責任者任せになってしまっているので本社の目が行き届かないんです。結果として未経験者にとっては辛い職場であることが多々あります。

多くの人と協力して仕事を行うのが「給食の大量調理」です。人間関係やコミュニケーションが重要となってきます。

しかし、忙しい中で新人への教育や対応が出来ていないのが現実です。つまり教え方というか言い方や表現方法、業務のマニュアル化などが上手くいっていない事が多いんです。

また責任者もリーダー研修や外部研修などを受けていない事が多っかたり、受けていても能力として身についていない事が多いので管理能力が低く現場が混乱していることがあります。

ある程度の経験を積んだ上で委託会社を選択するのはありだとは思いますが、未経験者にとっては辛い体験になっているのを何度も目撃しました。

委託会社も現場責任者の協力がないと業務が回らなくなるので現場責任者を優遇します。結果として問題が解決しないことが多いようです。

全ての委託会社の現場がそうではないですが、問題発生時に本社や上層部からの援護はあまり期待できないかなーと思います。

委託会社の本社や上層部の方が「問題ない」と言う会社は尚更あぶないです。問題はあって当然です。その上でどんな対策をしているかが重要なんです。

ただ委託会社も人手不足で未経験者を積極的に募集していますので、職場を選ばなければ入ることは難しくないでしょう。

もちろん委託会社にもメリットはありますよ。「大量調理の伊達メガネ」からするとメリットをいっぱい感じます。

ですが未経験者にはおすすめ出来ないなーと思います。

介護施設の厨房をすすめる理由

給食の大量調理の職場は様々ですが、人によって「働きやすさ」も変わってきます。

しかし、介護施設の厨房が未経験者にとって特に働きやすいのは間違いないです。その理由をご紹介します。

食数が少ない

介護施設は病院や学校給食などの大量調理に比べると提供する食数が少ないので身体的に楽です。これまでの経験では100〜150食が多かったです。

病院や学校給食で多いとこだと500食とかも普通にあります。給食センターなんかはもっとあります。そうなると食材を運ぶのも一苦労です。腰を痛めてしまう方もいましたよ。

それから食数が少ないということは働く人も少なくて済みます。人が多ければ多いほど問題も増えるものです。比較的少ない人数で厨房を回せるので人とのトラブルも少なめです。

家庭料理に近い

食数が少ない事もあり家庭料理に近い感覚で調理する事ができます。

それから高齢者の方への食事なので柔らかく調理する事が求められます。料理は火加減や火の通し方で結果が大きく変わってきます。

ですが高齢者向けの食事は食材の歯応えを重視しないんです。誤解を恐れずに表現するなら煮過ぎた方が喜ばれるんですね。

結果として微妙な火加減などの調理技術は求められない事が多いです。

逆にかたい場合の方がクレームがきます。誤飲のおそれもあるからです。

男女ともに働いている

保育園などは女性しかいない職場もあるんです。やはり男女ともにいた方が双方の良い部分が出ることが多いです。

逆に男女どちらかだけだと、ちょっと辛いかなーと思います。

男性ばかりの職場と女性ばかりの職場。特に給食の職場であると女性が多い事があります。女性が多いとなぜか派閥ができることがあるんですね。

そうなると人間関係がややこしくなり仕事でコミュニケーションが取りづらくなるんです。

福祉施設は比較的男女ともに働いている事が多いのでコミュニケーションがとりやすいですよ。

「介護施設の厨房」が辛い理由

どの様な職場でも良いところもあれば悪いところもあります。それは介護施設の厨房でも同じです。

他の給食の大量調理の職場と比較して「介護施設の厨房」が辛いなと感じるかもしれない理由もお伝えしておきますね。

GWや年末年始も仕事がある

GWや年末年始は休みをとって家族と過ごしたいでしょう。しかし、介護施設は365日食事の提供をしています。

学校や保育園の給食のようにお休みにするということができないんです。

ただ全く休めないわけではないんです。特別な理由があれば融通してくれます。また1年ごとに交代で休むようにしてる職場もありました。

個人的には世の中の人が休みである時より別のタイミングで休む方がいいので気にしてないんですけどね。

でも偶然に1月1日が休みなってたりすると嬉しかったりします。

行事が多い

学校の給食室や病院などは季節の食事を提供するだけの事が多いですが、介護施設の厨房は行事に食事が仕事として関わることが多いです。

つまりイベントの中で食事を提供します。例えば七夕で流しそうめん、クリスマスバイキングに餅つき大会などです。

結果として残業やボランティアという名のサービス残業があったりします。昔よりだいぶ少なくなったんですけどね。

どうしても特別な行事の時となると多少は発生してしまいます。現場の介護士さんと楽しく準備出来るので個人的には面白いんですが残業代は欲しいところですね。

もちろんしっかり残業代を出しているところもあります。ただイベントは特別な食事を提供するのでいつもより慌ただしくて大変なのは変わりないです。

「介護施設の厨房」仕事の選び方

必ず求人の会社を見る

ハローワークだけに求人を出している法人より求人サイトに募集を出している会社の方が良い場合が多いです。

なぜなら人を集める事に対して投資をしているからです。それだけ真剣って事です。

つまり人を大事にしている可能性が高いんです。あくまでハローワークにだけ求人を出している法人と比較しての話ですよ。

なので、必ず求人サイトに登録して調べることをお勧めします。

可能なら2つ3つと登録した方が良いです。求人サイトによって掲載されている法人が違うからです。

個人的におすすめの求人サイトは株式会社じげんの【アルバイトEX】です。アルバイトだけでなく、正社員や派遣社員の求人も掲載されています。

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会員登録をしてログインした状態で応募しないとお祝い金が貰えないのでログイン状態を確認して応募してくださいね。

転職会議で調べる

転職会議ってサイトをご存知です?

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

こちらは様々な会社の口コミが集まっているサイトです。ここで気になっている法人について調べてみましょう。

調べ方としては社会福祉法人⚪︎⚪︎⚪︎や医療法人⚪︎⚪︎⚪︎で調べましょう。施設名ではヒットしないんです。

そこでみて欲しいのがまず口コミがあるかどうかです。なければそれでOKです。あるなら内容を確認しましょう。

例え対象となる厨房のことではなくても見てください。他部署の現場であっても法人の方針を読み取ることができます。

口コミを投稿している方は、法人内で解決しないから問題を世の中に発信しているんです。それだけ強い思いがあるんですね。

その問題は別の部署であっても起こりうることなんです。必ず確認しましょう。

確認すべき条件

職場を選んだら条件を確認してください。いくつか見るポイントはあるのですが、必ずみて欲しい事があります。

それは年間休日数と有給取得率、それから残業の時間です。まずその情報があるかないかです。なければ面接で要確認です。

あるなら自信があって情報を載せています。信用が出来ることが多いです。

まず年間休日は120日以上が理想です。少なくとも110日以上は必要です。ない場合は人手不足であったり社員のワークライフバランスを考えていない法人である可能性があります。

有給取得率は80%以上は欲しいところです。これまでの経験からの話になりますが、社員を大切にしている法人は80%以上ありました。少なくとも半分以上は取得出来ればいいかなと思います。

最後に残業ですが10時間未満です。常に人が不足していると30時間とかは普通にあります。つまり問題があって社員が定着していない可能性があります。

そして重要なのが年収が残業代なしで最低でも300万円以上です。これも経験からですが300万円以下が普通な法人は経営に問題がありましたよ。お金をかけるところが間違っているというか。

これらは絶対ではありませんが経験的に大きく外れてはいないと思いますので参考程度に覚えておいてください。

人を大切にしている法人は結果として魅力のない条件にはなっていないです。

まとめ

介護施設には優しい人が集まります。他人の気持ちや状況に敏感であり思いやりを持って接することができる人が集まってきます。

結果として未経験者に対しても温かく迎え入れる事が多いんです。

「大量調理の伊達メガネ」もそんな介護施設の厨房に助けてもらって今があります。

もちろんそんな人たちばかりではないというのもわかっています。

ですが他の職場に比べて「未経験者」に優しい職場である事が多いです。

最後になりますが、未経験者というか全ての給食調理員に見てほしいものがあります。それはドラマ「おいしい給食」です。

ドラマ「おいしい給食」には給食調理員が持つべきプライドを感じる事が出来ます。別のページで紹介していますのでご覧になっていただければと思います。

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