こんにちは「大量調理の伊達メガネ」です。
保育園で働く皆さん、毎月の給食だより作成に頭を悩ませていませんか？
「どうやったら保護者にもっと読んでもらえるだろう？」とか、「情報をわかりやすく伝えるにはどうしたらいいの？」なんて考えることも多いかもしれませんね。
大量調理の伊達メガネも、保育園の厨房で働いていた頃は同じような悩みを抱えていました。
でも、少しの工夫で給食だよりをもっと親しみやすく、役立つものにできるんです。
今回は、私が保育園での経験を元に、忙しい保護者にも読みやすくて、保育園とのつながりを深める給食だよりの作り方をお伝えします。
難しい言葉は使わずに、誰でも取り組める簡単なポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
月ごとの給食だよりの作成やネタに関しては「月ごとの保育園の給食だよりのネタやアイデアとアドバイス」はこちらでも紹介していますのでご覧ください。
保育園の給食だよりとは何か
保育園に通うお子さんをお持ちの保護者にとって、「給食だより」は園と家庭をつなぐ大切な情報源です。
毎月、保育園で提供される給食の内容や食材に関する情報がまとめられており、保護者が子どもの食生活を理解するための貴重な手助けとなります。
給食だよりの目的
給食だよりの目的は、保護者に子どもたちが日々どんな食事をしているかを伝えることです。
また、家庭での食事にも役立つ情報を提供し、保護者と子どもが一緒に食について考える機会を作ることも大切です。
給食だよりで子どもの食育が自然に進み、健康的な食生活をサポートします。
私自身も、保育園で働いていた頃、毎月の給食だより作成に多くの時間を割いていました。
その際、保護者が読みやすく、そして楽しめるような内容を心がけていました。
例えば、季節ごとの食材やその栄養価を簡単に紹介することで、家庭でも似たような料理を試してもらえるようにしました。
食育だよりとは
「食育だより」とは、給食だよりに加えて、食材や栄養についての教育的な内容を盛り込んだものです。
保護者にとって、子どもたちがどのような食材をどのように食べているかを知ることは、家庭での食事作りにも影響を与えます。
食育だよりでは、例えば「なぜこの食材が健康に良いのか」といった栄養学的な情報を分かりやすく解説します。
食育だよりの目的は、保護者だけでなく、子ども自身も食について考えるきっかけを作ることです。
私が保育園で担当していた際には、毎月一つの食材をテーマにして、その特徴や栄養価を子どもたちにもわかるように説明していました。
食育だよりで子どもたちが興味を持って給食に取り組むようになりました。
保育園の給食の基本情報
保育園の給食は誰が作るのか
保育園の給食は、専任の栄養士や調理スタッフが一丸となって作っています。
栄養士は、子どもたちの成長に必要な栄養バランスを考慮し、メニューを計画します。
その後、調理スタッフが新鮮な食材を使い、毎日子どもたちに美味しくて健康的な食事を提供します。
私が働いていた保育園でも、栄養士と調理スタッフが密に連携を取り、子どもたちが楽しく食事をできるよう工夫していました。
例えば、食材のカットの仕方や盛り付けにも気を配り、子どもたちが食事に興味を持てるようにしていました。
保育園の給食費
保育園の給食費は、地域や園によって異なりますが、通常は保育料に含まれている場合が多いです。
給食費には、食材費や調理にかかる費用が含まれています。
保護者にとっては、毎日の給食が子どもたちの栄養をしっかりサポートしていることを知ることが安心につながります。
私の経験では、給食費の使い道やその費用に対する保護者の理解を深めるため、給食だよりで詳しく説明することも大切でした。
例えば、「今月の給食費はどのように使われたか」を具体的に示すことで、保護者からの信頼を得ることができました。
給食だよりの具体的な書き方のポイント
季節感を取り入れる
給食だよりに季節感を取り入れることで、読者にとって親しみやすい内容にすることができます。
例えば、春には「新たけのこを使ったメニュー」、夏には「さっぱりした冷やしうどん」など、季節の食材を活かしたメニューを紹介しましょう。
私が働いていた保育園では、季節の行事に合わせた特別メニューも紹介していました。
例えば、夏祭りには焼きとうもろこしやたこ焼き風のおかずを提供し、給食だよりでそのレシピを簡単に紹介しました。
保護者からは「家でも作ってみた」という声が多く寄せられ、家庭でも季節を感じてもらえる内容になりました。
食材の特性や栄養価を伝える
給食だよりでは、使われている食材の特性や栄養価を分かりやすく伝えることが重要です。
例えば、「この月のテーマ食材」を設け、その食材が子どもの成長にどう役立つのかを説明しましょう。
シンプルな言葉で、ビタミンやミネラルなどの栄養素がどのように体に良い影響を与えるかを伝えることで、保護者もその食材に興味を持つようになります。
私が経験した中で、特に反響が大きかったのは、「今月のスーパーフード」として特定の食材を取り上げ、それを使った家庭での簡単なアレンジレシピを紹介したときです。
保護者が子どもと一緒に料理を楽しむきっかけにもなり、保護者と子どものコミュニケーションの場として役立ててもらえました。
保護者へのメッセージの書き方
保護者へのメッセージは、給食だよりの中でとても重要な役割を果たします。
保護者にとって、子どもたちが園でどのように過ごしているかを知ることは大切です。
そのため、給食に関する情報だけでなく、保護者に向けた温かいメッセージを添えることで、園と家庭とのつながりを深めることができます。
例えば、「今月も子どもたちは元気いっぱいに給食を楽しんでいます。おうちでもぜひ、今日のメニューを一緒に作ってみてください。」といった親しみやすい言葉を使うことで、保護者に寄り添った内容に仕上がります。
私自身、給食だよりの最後に「今月のひとこと」として、保護者に向けた短いメッセージを添えていました。
保護者からも「毎月楽しみにしています」と言われることが多くなり、園と家庭のコミュニケーションが円滑になったと感じています。
実際の給食だよりのサンプル
給食だよりの例文
ここでは、実際の給食だよりの例文を紹介します。
この例を参考にして、皆さんも保護者にとってわかりやすく、親しみやすい給食だよりを作成してみてください。
今月の給食だより
こんにちは！
9月に入り、少しずつ涼しくなってきましたね。
子どもたちは元気いっぱいで、毎日給食の時間を楽しみにしています。
今月は、秋の味覚「さつまいも」を使ったメニューが登場します。
さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれており、子どもたちのお腹の調子を整えるのにぴったりです。
今月のメニュー
- さつまいもご飯
- かぼちゃのスープ
- 鶏肉の照り焼き
- フルーツヨーグルト
家庭でも作れる簡単レシピ：さつまいもご飯
材料：
- 米 2合
- さつまいも 中1本
- 塩 少々
- 水 適量
作り方：
- さつまいもを小さめの一口サイズに切り、水にさらしてアクを抜きます。
- 米を研いで炊飯器に入れ、通常の水加減に調整します。
- さつまいもを米の上に乗せ、塩を少々加えて炊飯します。
- 炊き上がったらよく混ぜて、完成です！
今月のひとこと
秋の訪れを感じる季節となりました。
ご家庭でも、ぜひ旬の食材を取り入れて、子どもたちと一緒に楽しい食事の時間を過ごしてみてください。
まとめ
親しみやすい表現や季節感を取り入れた内容にすることで、保護者が読みやすく、家庭でも実践できる情報を提供することができます。
また、給食だよりは園と家庭をつなぐ大切なコミュニケーションツールです。
保護者との信頼関係を深めるためにも、ぜひ心を込めて作成してみてくださいね。
