あけましておめでとうございます!大量調理の伊達メガネです。
早速ですが、新しい一年のスタートに保育園の給食だよりのネタを「縁起物」をテーマにしてみませんか?
お節料理や七草粥には縁起の良い食材がたくさん使われていて、食べるだけで運気がアップするかも!?
子どもたちにもお節料理の意味を知ってもらいながら、楽しい給食だよりをお届けしましょう!
給食だよりのネタや作成については「月ごとの保育園の給食だよりのネタやアイデアとアドバイス」でも紹介していますのでご覧ください。
保育園の給食だより1月号の目的
新しい年の始まりを迎えるこの1月は、保育園での給食を通じて元気に楽しく過ごしてもらいたい時期です。
寒さが本格化するこの月に子どもたちの健康を守り体を温めるメニューを考えながら、保護者の皆さんに役立つ情報をお伝えしましょう。
1月の給食だよりの重要性
1月は、新しい年のスタートです。
お正月の行事が終わり、日常が戻ってくる中で特に寒さが厳しくなる時期でもあります。
給食だよりでは、そんな寒い季節を元気に乗り切るために必要な「食の力」を伝えることが重要です。
それから七草がゆや鏡開きといった伝統行事が目白押しですね。
そんな時期だからこそ、給食だよりを通じて季節の行事にまつわる食事や栄養についてお話しするのがポイントです。
お正月に関連するメニューや七草がゆの紹介は、伝統文化を知る良い機会になりますし寒い季節に体を温めるスープや旬の冬野菜を使ったレシピも大切です。
新年のご挨拶とともに、1月らしさを伝えながら保護者や子どもたちが心も体も元気になるような内容を心がけましょう。
1月の給食だよりを書く際のポイントやネタ
保育園の給食だよりは、単に給食メニューを紹介するだけではなく、子どもたちに食べ物にまつわるストーリーを伝える絶好の機会です。
1月は新年のスタートということで、縁起物に注目!
保護者の方にも楽しんでもらえるよう、豆知識を交えて給食だよりを作成していきます。
新年の挨拶とお節料理の紹介
新年の挨拶は「明けましておめでとうございます!」とシンプルにスタートするのが定番。
でも、せっかくなら「今年の給食は、お節料理に込められた縁起物パワーで子どもたちを元気にします!」というように、お節料理や縁起物の話題を加えて、少し遊び心を取り入れてみてはいかがでしょうか?
例えば、黒豆には「まめに働き、健康でいられるように」という意味が込められています。
昆布巻きは「よろこぶ」にかけて喜びを呼び込むもの。
こういった話題を給食だよりに盛り込むと、保護者の方も「そうなんだ!」と感心すること間違いなしです。
お正月の縁起物を保育園の給食だよりへ
お正月の代表的な料理といえば、お節料理ですね!
各料理にはそれぞれ素敵な意味が込められています。
例えば、紅白かまぼこは紅が「魔除け」、白が「清浄」を象徴する色として、縁起が良いとされています。
給食だよりでは、こんな小さな豆知識を紹介するだけで、「なるほど!」と感じていただけるはずです。
保育園の給食にも、お節料理風のメニューを取り入れてみるのもいいですね。
子どもたちが食べやすいお節風メニューを作ると、縁起の良い給食になります。
七草がゆの説明とレシピ
1月7日は「七草がゆの日」。この日は「無病息災」を願って七草がゆを食べるのが伝統です。
七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)は、冬の疲れた体を優しく癒してくれる健康食でもあります。
保育園の給食だよりでは、七草がゆのレシピもぜひ紹介しましょう!
簡単に作れるので、保護者の方も家庭でチャレンジしやすいですよ。
七草がゆの簡単レシピ:
- 材料:ご飯、七草セット、水、だし、塩
- 作り方:
- 七草を細かく刻む。
- 鍋に水とだしを入れ、七草を加えて軽く煮る。
- ご飯を加えて煮込み、塩で味を整えたら完成!
これで無病息災の1年がスタートできるかも!?
保育園でも、七草がゆを子どもたちに提供する際に、その意味を伝えてみてください。
1月は1年の中で最も寒い季節
それから1月は一年で最も寒い時期であり、特に1月20日頃には「大寒」がやってきます。
この時期は二十四節気の一つである大寒と、その前にあたる小寒を合わせて「寒の内(かんのうち)」と呼ばれています。
寒の内は、1年の中で最も寒い時期であり、この頃には全国各地で最低気温が記録されることもあります。
小寒の始まりを「寒の入り(かんのいり)」、大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と言います。
この時期には、寒い時に仕込むと美味しくなる味噌や酒、醤油が作られることが多いです。
また、「寒稽古(かんげいこ)」という、寒さに耐えて身体を鍛える伝統行事も行われます。
1月の給食だよりの基本的なネタの文例
ここからは、1月の保育園の給食だよりで使える定番の文例をご紹介していきます。実際に使える内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
新年の挨拶とお雑煮の紹介
今年も子どもたちが毎日楽しく食事できるよう、保育園では栄養満点の給食をお届けします。1月は、お正月にちなんだメニューとして「お雑煮」を提供します。お雑煮は日本各地でさまざまな作り方がありますが、今回の給食では鶏肉と大根、にんじんなどを入れたシンプルな関東風お雑煮を作りました。お餅は柔らかく調理し、子どもたちも安心して食べられるよう工夫しています。
七草がゆのレシピとその栄養価
保育園でも、無病息災を願って「七草がゆ」を提供します。七草がゆには、消化を助け、栄養をバランスよく補う効果があります。七草には、すずな(かぶ)やすずしろ(大根)など、ビタミンが豊富な野菜が含まれており、風邪予防にもぴったりです。お家でもぜひ作ってみてくださいね。
冬の食材を使った給食メニューの紹介
1月の給食では、冬の旬食材をふんだんに使ったメニューをご用意しています。特に、大根や白菜、かぼちゃなどは体を温めてくれる食材です。例えば、「かぼちゃのシチュー」や「大根の煮物」は、子どもたちも大好きなメニューです。保育園で食べたお料理をお家でも試してみると、食卓がさらに楽しくなりますよ。
お節料理で学ぼう!保育園の給食だよりに使える文例アイデア
お節料理の中でも代表的なものと、その縁起物をネタにした文例をご紹介しますね。こちらも保育園の給食だよりに使える内容なので参考にしてください。
「黒豆」で彩る保育園の給食だよりアイデア
黒豆には“マメに働く、マメに健康に”という意味が込められています。子どもたちが一年中元気に過ごせますようにという願いを込めて、新年のお祝い料理として食べられているんです。保育園でも、豆を使ったお料理でパワーをもらいましょう!
「数の子」を取り入れた給食だより文例
数の子はニシンの卵で、たくさんの卵が連なっていることから“子孫繁栄”の願いが込められています。家族の幸せが続き、子どもたちが健康でたくましく育ちますように、という願いを込めて食べられる縁起の良いお料理です。
「昆布巻き」を楽しむ保育園だよりのヒント
昆布巻きの“昆布”は“よろこぶ”に通じています。新しい一年が幸せと喜びに満ちたものになるようにとの願いが込められています。保育園の子どもたちにも、笑顔あふれる一年を過ごしてほしいですね!
「田作り」をテーマにした給食だより例文
田作りはイワシを甘く炒ったお料理で、“五穀豊穣”を願う意味があります。昔、イワシが田畑を肥やすために使われたことに由来しています。新年もたくさんの実りを得られるようにとの願いが込められています。
「かまぼこ」を使った保育園通信のアイデア
紅白のかまぼこはお正月に欠かせないお祝い料理です。紅は“めでたさ”や“魔除け”、白は“清らかさ”を表しています。また、形が初日の出をイメージしていることから、新しい一年の始まりにぴったりの一品です。
「栗きんとん」で作る華やかな給食だより
金運アップ!「栗きんとんのご利益」
栗きんとんの黄金色は“金運”や“財運”を呼ぶとされています。金色に輝く栗きんとんは、金運を高め、豊かな一年を迎えるための象徴なんです。甘くておいしい栗きんとんで、一年のスタートを華やかに!
「紅白なます」をモチーフにした文例
笑顔咲く「紅白なます」
紅白なますは、“平和”や“調和”の願いが込められていてお祝いの場にぴったりな料理です。家族みんなが笑顔で仲良く穏やかな一年を過ごせますようにという思いが詰まった料理ですね。
「伊達巻」をネタにした保育園の便りアイデア
学びの象徴「伊達巻メモリー」
伊達巻はその巻物のような形から“学問や文化の発展”を願うとされています。新しいことを学ぶ一年になるように、そして子どもたちの成長を願って、お節料理として食べられています。
縁起物で親子で楽しむ食育のヒント
保育園の給食だよりは、単に給食メニューを伝えるだけではなく、親子で楽しめる「食育のヒント」を盛り込むと、保護者からも喜ばれるポイントです。
例えば、七草粥に使われている食材を使って子どもたちに「草の名前当てクイズ」などをしながら七草に親しんでもらうのもいいですよ。
七草粥の説明
- セリ:香りが良く、食欲をそそる草です。「競り勝つ」という縁起の良い意味もあります。
- ナズナ:「撫でて汚れを取る」という意味があり、厄払いを象徴します。
- ゴギョウ:風邪の予防や、健康祈願の象徴として知られています。
- ハコベラ:豊富な栄養素を含み、健康長寿を願う草です。
- ホトケノザ:仏様に供える草として親しまれ、平和な一年を祈ります。
- スズナ(カブ):丸い形が家族円満を象徴し、丈夫な体作りを応援します。
- スズシロ(大根):白くて清らかな姿から、清浄と無病息災を祈願します。
体を温める「お餅」アレンジ
それからお正月に欠かせない食材といえば「お餅」!
ただ、そのままでは詰まりやすいので食べやすい形にアレンジした「お餅メニュー」を提案してみるのはいかがでしょう?
レシピ例:お餅入りの野菜スープ
材料:餅、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、塩、こしょう
手順:
- 野菜をスープにして煮込む。
- 一口大に切ったお餅を最後に入れて、ひと煮立ちさせて完成!柔らかいので、子どもも安心して食べられます。
その他の1月の行事とその紹介
1月は、お正月や七草粥だけでなく日本の伝統的な行事がたくさんあります。
- 鏡開き(1月11日):鏡餅を使ってお雑煮を作り、みんなで食べることで、家族や仲間との絆を深めます。保育園では、餅に代わるやわらかいお米や団子を使って、楽しい食体験をします。
- 成人の日のお祝い:大人になることの大切さを学びつつ、給食では大人も楽しめるお弁当風の献立を用意しています。保育園の子どもたちにも、お祝いの気持ちを感じてもらいます。
まとめ:寒い季節でも「給食だより」で楽しく健康に!
今回は「1月の給食だより」を「縁起物」をテーマに、保育園で活かせる行事食のアイデア、さらに親子で楽しめる食育のヒントなどをご紹介しました。
1月の保育園での給食だよりは、寒さが厳しい季節だからこそ、子どもたちの心も体も温まる情報を届ける大切な役割を果たします。
「大量調理の伊達メガネ」が保育園で給食だよりを作っていた時も、保護者の方々から「家庭でこのレシピを取り入れてみます!」という嬉しいお声をたくさんいただいたことがあります。
1月の給食だよりでは、季節感を意識しながら、子どもたちが楽しく健康的に過ごせるようなメニューやヒントを提案することが大切です。
行事にちなんだ食材を使った特別なメニューや、冬ならではの野菜を取り入れたレシピなど、保育園での食事が家庭でも楽しめる工夫を盛り込むと、より親子の時間が充実します。
寒い1月、保育園と家庭が給食だよりを通じて手を取り合い、子どもたちの健康や笑顔をサポートできるような温かい工夫を、これからも続けていきましょう。
給食だよりをきっかけに、保育園の食卓がより楽しく、心温まるひとときになりますように!
最後に2月の給食だよりのネタは「2月の保育園給食だよりのネタ「2月は寒くても楽しい行事食で元気を提供」」で紹介していますので良かったらご覧ください。