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秋の味覚を楽しむ!保育園で大人気のさつまいもご飯レシピ

こんにちは。「大量調理の伊達メガネ」です。

今回は給食の大量調理でも大人気の「さつまいもご飯」のレシピを紹介します。

秋の訪れとともに、さつまいもが旬を迎えます。

甘くてホクホクしたさつまいもは、子供から大人まで大人気です。

そんなさつまいもを使った「さつまいもご飯」は特に保育園の給食の大量調理で大人気のメニューなんです。

そんな「さつまいもご飯」は簡単なようですが、美味しく調理するにはポイントがしっかりあります。

ぜひ参考にしてもらって美味しい「さつまいもご飯」にチャレンジしてください。

大きなポイントは3つあります。

ポイントだけでも覚えていってね。

保育園のさつまいもご飯の魅力

さつまいもごはんの最大の魅力は、その 「甘さ」と「ホクホク感」 です。

保育園でこのメニューが登場すると、子どもたちは目を輝かせて大喜び!

普通の白ごはんとは違って、自然の甘みがたっぷり詰まったさつまいもがごはんの中に混ざっているので、食事が楽しくなります。

ただ、炊き込みご飯なので失敗が許されないのが「さつまいもご飯」なんです。

特に注意が必要なのが「ご飯の芯」です。

炊き込みご飯全般に言えることなんですが、ご飯の芯が残ってしまう事があるんです。

塩気の効いたご飯とさつまいもの甘さが絶妙に調和する、まさに最高の一品が「さつまいもご飯」です。

ご飯の芯が残ってしまうと台無しになってしまうんですよ。

そして、「さつまいもご飯」は、美味しいだけじゃなくて栄養もたっぷり含まれています。

さつまいもには、 ビタミンC食物繊維が豊富に含まれていることは有名ですよね。

ビタミンCは、風邪予防や免疫力アップに欠かせない栄養素。

特に秋から冬にかけての季節は、風邪をひきやすくなるので子どもたちにとっても重要な栄養素です。

また、さつまいもに含まれる食物繊維は、腸の働きを助け便秘の解消にも効果的です。

これも、成長期の子どもたちにとってとても大切なことですよね。

さつまいもを定期的に食べることで健康的な生活をサポートできます。

さらに、さつまいもにはカリウムも含まれており、これは体内の塩分を排出するのに役立ちます。

高血圧予防にも繋がるため、子どもたちだけでなく大人にとっても嬉しい効果があります。

保育園で美味しいさつまいもご飯を提供する為の3つのポイント

お米の浸し方に注意しましょう

美味しいご飯を炊くためには、 お米をしっかりと水に浸すことが大切です。しかし、ここで一つ注意点があります。お米は塩分の入った水を吸収しにくいという特性があります。そのため、最初にお米を浸すときは調味料を加えずに水だけで浸しましょう

ポイント:

  • お米を洗った後、30分〜1時間程度水に浸しておくと、ふっくらとした仕上がりになります。
  • 炊飯器にセットして炊く直前に、調味料を加えて軽く混ぜると全体に均一な味がつきます。

さつまいものアク抜きをしっかりと行う

さつまいもを美味しく仕上げるためには、アク抜きが欠かせません。アク抜きをすることで、さつまいもの色が鮮やかになり、風味も良くなります

ポイント:

  • さつまいもは皮付きのままでも皮を剥いてもOK。お好みの大きさにカットしたら、すぐに水に浸します
  • 10〜15分程度水にさらすと、余分なアクが抜けて、さつまいもの持つ自然な甘さと風味が引き立ちます。
  • 水に少し酢や塩を加えると、さらに効果的にアクを抜くことができます。
  • アク抜き後は、しっかりと水気を切ってから炊飯器に入れるようにしましょう。余分な水分を防ぎ、ご飯がベチャっとなるのを防ぎます。

炊飯器に入れる際は、さつまいもをご飯の上にそっと乗せる

さつまいもご飯の仕上がりを左右する大切なポイントが、 さつまいもの配置方法です。適切に配置することで、さつまいもの形と食感をしっかりと楽しむことができます

ポイント:

  • お米と水、調味料を炊飯器にセットしたら、さつまいもを混ぜずにご飯の上に均等に広げるように乗せます
  • さつまいもを混ぜ込まずに炊くことで、炊き上がりにさつまいもの形が崩れず、ホクホクとした食感を楽しめます。
  • 炊き上がった後に、さっくりと全体を混ぜ合わせると、ご飯とさつまいもが程よく馴染み、美味しさがアップします。
  • お好みで黒ごまや刻みネギをトッピングすると、風味と彩りが加わり、さらに美味しくなりますよ。

保育園で大人気なさつまいもご飯のレシピを家庭でも

ここでは、家庭で簡単に作れるさつまいもごはんのレシピをご紹介します。保育園の人気メニューをおうちでも楽しんでみてください!

さつまいもご飯の材料

  • お米:3合
  • さつまいも:中サイズ1本(約250~300g)
  • 水:炊飯器の3合の目盛りまで(調味料含む)
  • 塩:小さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • 酒:大さじ1

さつまいもご飯の作り方

  1. お米を洗う
    お米をボウルに入れ、冷水で優しく洗います。数回水を替えながら、透明になるまで洗いましょう。その後、30分〜1時間程度水に浸しておく。
  2. さつまいもの準備
    さつまいもはよく洗い、皮付きのまま1cm角のサイコロ状に切ります。切ったさつまいもをボウルに入れ、5~10分ほど水にさらしてアクを抜きます。アク抜きが終わったら、水を切っておきます。
  3. 炊飯器に材料をセット
    お米をザルで水気を切って炊飯器に入れ、そこに塩、醤油、酒を加えて通常の3合の目盛りまで水を加えて軽く混ぜます。
  4. さつまいもをのせる
    準備したさつまいもを、炊飯器のご飯の上に均等に広げます。このとき、さつまいもを混ぜずに、そっとのせるようにします。
  5. 炊飯
    炊飯器のスイッチを入れ、通常の炊飯モードで炊きます。
  6. 蒸らしと仕上げ
    炊き上がったら、炊飯器の蓋を開けずに10分ほど蒸らします。その後、しゃもじでさつまいもを崩さないようにご飯をさっくりと混ぜ合わせます。

アレンジポイント:

  • ごま塩 を振りかけて風味をプラス!
  • 黒ごま を混ぜ込んで見た目にも楽しく!
  • バター を少量加えてコクを出すのもおすすめです。

保育園の給食のさつまいもご飯

保育園の給食で提供するさつまいもご飯を大量に調理する時も基本は一緒です。

いつもと同じ水加減で炊いてもらえばOKです。

ただ、具材が増えるとつい水を多めにしたくなるかもしれませんが、そうすると調味料の味が薄まってしまい炊き上がりが水っぽくなってしまいます。

炊き込みご飯を作るときに使う調味料としては、醤油やみりん、酒などが一般的です。

炊き込みご飯を美味しく炊くには、水と調味料を合わせた量が、通常の炊飯時の水加減と同じになるように調整することが大切です。

液体調味料は水分の一部と考え、まずお米に調味料を加えた後で水を注いで炊飯器の目盛りに合わせるのが理想的です。

最初にお米に対して適切な水加減にしてから調味料を入れると、結果的に水分が多すぎてしまい炊き上がりが水っぽくなるので注意が必要です。

まとめ:保育園でもさつまいもご飯で秋の味覚を楽しもう!

「さつまいもご飯」は、ただの料理ではなく、秋の味覚」「食育」の要素がたくさん詰まった特別なメニューです。

保育園でも大人気のこのメニューを、ぜひご家庭でも取り入れてみてください。

子どもたちの笑顔が溢れる食卓になること間違いなしです!

さつまいもの甘さとご飯の組み合わせは、季節を感じながら栄養もしっかり摂れる優れた一品です。

是非、季節のイベントや日常の食卓に取り入れて、家族みんなで楽しんでくださいね。

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