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現場歴20年の調理員が選ぶ!フードプロセッサーおすすめ3選:レコルト・山本電気・クイジナート徹底比較

こんにちは、給食現場で20年以上働いてきた大量調理の伊達メガネが、実際に使って本当におすすめできるフードプロセッサーをご紹介します。

プロの厨房から家庭まで、どんな人にも合う3機種をピックアップしました。

今回は、クイジナートレコルト、それから山本電気のマスターカットプラスといった注目の製品を比べていきます。

使いやすさやパワーはもちろん、

「どう選べばいいの?」
「家庭向きと業務用の違いは?」

といった疑問にもお応えします!

ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの1台を見つけてくださいね。

フードプロセッサーってどんな機械?|できること&向いている料理

まずは「そもそもフードプロセッサーって何ができるの?」というところから解説します。

料理好きな方でも、ミキサーやブレンダーとどう違うのか迷うことって多いですよね。

フードプロセッサーとは

フードプロセッサーとは、かんたんに言えば「包丁とまな板の代わりになる」調理道具です。

たとえばこんな作業が得意です。

  • 玉ねぎのみじん切り(手がしみない!涙出ない!)
  • にんじんやキャベツの細切り
  • 魚のすり身やハンバーグのたね作り
  • パン生地やクッキー生地をこねる
  • 野菜ペーストやポタージュスープのベース作り

とくに私たちのような給食の大量調理現場では、この「時短力」が本当にありがたい!

1時間かかる下ごしらえが20分くらいで終わることもザラです。

フードプロセッサーが向いている料理

料理ジャンル活用例
和食つくね、はんぺん、なめらかごま和え
洋食ミートソース、ポタージュ、パテ
おやつ・スイーツクッキー、ケーキ、白あん
離乳食・介護食野菜ペースト、やわらか肉団子

フードプロセッサーの活用法をもっと知りたいという方はこちらの記事(フードプロセッサーでできること7選)もおすすめです👇

それから、ミキサーやブレンダーとの違いについて知りたい方はこちらの記事(フードプロセッサーとミキサーの違いとは?)👇

給食現場で8割が使っていた!プロ調理員が絶賛するフードプロセッサーとは?

「どれを買えばいいのかわからない…」と迷っている方に、まずおすすめしたいのがクイジナートのフードプロセッサー

20以上の大量調理の現場で働いてきた私ですが、そのうち8割以上の厨房で導入されていたのがこのクイジナートなんです。

なぜプロたちにここまで選ばれるのか?その理由をプロの視点から解説していきます。

なぜ現場でクイジナートが選ばれるのか?|耐久性・容量・パワー

まず一番のポイントは「とにかく壊れにくい」こと。

調理現場では1日に何十回も使うことがあるので、安価な製品だとすぐにモーターが焼けてしまったり、刃がダメになったりするんです。

でもクイジナートは、業務用に対応した設計でモーターのパワーが段違い

例えば1.9Lのモデル(DLC-191J)だと、4〜5人前の料理なら1回で一気に処理できるので、効率も抜群です。

プロが選ぶ理由をまとめると…

  • 頑丈で長持ち(10年以上使えることも)
  • モーターが強力で大量食材もへっちゃら
  • 容量が多く、少人数~業務レベルまで対応
  • 付属のブレードが多機能(こねる・刻む・スライスがこれ1台)

厨房で「今日は人手が足りない…」というときでも、クイジナートがあれば正直いって1人分くらいの働きをしてくれます(笑)

容量は重要!大は小を兼ねないのがフードプロセッサー

クイジナートには、他のモデル(容量)もあります。

小規模の職場(150人ぐらいまで)では、1.9Lを使うことが多かったですが病院などでは3.0Lのモデルを使っているところもありました。

その分ちょっと値段はしますけどね。

個人的には、家庭では1.9Lのモデルで十分だと思います。

というか家庭だと1.9Lのサイズでも大きいかもです。

1.9Lのモデルは料理をしっかりやる人向けというか量を作る必要がある4人家族以上向けのサイズです。

少ない食材をフードプロセッサーで回しても、上手く刃に当たらないんですよ。

ある程度の量(容量サイズの1/4以上)でないと中で食材が回らずに一部しかカットされません。

つまりフードプロセッサーは大は小を兼ねないというわけです。

最初は小さめの容量(500ml)サイズを買うのが無難かなー。

少し多めの場合でも食材を数回に分けて回せば十分なので。

そこで、次に500mlサイズのおすすめをフードプロセッサーを紹介します。

家庭でも活躍!レコルトのフードプロセッサーがかわいいだけじゃない理由

「キッチンに置いておくだけでテンション上がる!」そんな声が多いのが、レコルトのフードプロセッサー

見た目の可愛さだけじゃなく、使い心地もなかなかの優秀選手。

とくに一人暮らしや料理初心者さんからの人気が高いんです。

レコルトの魅力をかわいいだけじゃない実力派という目線で紹介していきます。

「リコルト」じゃなくて「レコルト」!意外と多い名前の間違い

まずひとつ、知っておいてほしいことがあります。

「レコルト(recolte)」をリコルトって読んじゃう方がけっこう多いんです!

私が以前「リコルトのプロセッサーいいよ」って言われて検索してもヒットしなかった経験があります(笑)

でも、正式には「レコルト(recolte)」。

この誤字や読み間違いって、気づいた人からするとちょっと面白いポイントになりますよね。

料理初心者でもOK!ワンタッチ操作で作れるおかず例

レコルトの最大の強みは「とにかくカンタン」なこと。

ワンタッチで操作できるので、はじめて使う人でも迷いません。

私の調理員仲間にも家庭で使っている人が多いのですが、「今日は忙しいから、レコルトで副菜だけチャチャっと作った!」なんて声もよく聞きます。

たとえば、こんな料理もサッと作れます。

  • ポテトサラダ(じゃがいも・玉ねぎ・きゅうりの下ごしらえ)
  • キャロットラペ(人参の細切り&味つけ)
  • 野菜入りオムレツ(具材を刻んで混ぜるだけ)
  • ひき肉入りの麻婆豆腐(肉の細切れ&タレ作りに)

コンパクトなサイズ感も、キッチンに置きっぱなしでOKなちょうど良さ。

「かわいい見た目だけじゃなく、ちゃんと使える」という声はまさにその通りです。

ココに注目!

  • 見た目がおしゃれだからギフトにも人気
  • スイッチひとつで完成!初心者にやさしい
  • 音が比較的静かで、集合住宅でも気にせず使える
  • 1〜2人暮らしにぴったりの容量

和食職人も愛用!山本電気のマスターカットプラスの実力とは?

「やっぱり国産が安心」「和食メインならこっちがいいかも」――そんな声が多いのが山本電気のマスターカットプラス

フードプロセッサーの中でも粉ものすり身にも強い1台です。

煮込みハンバーグや白身魚のすりつぶしなどで使ったことがありますが、なめらかさや仕上がりに驚かされました。

粉ものや魚のすり身にも強い!国産モーターの底力

山本電気の最大の特徴は、国内で作られた高性能モーターを使っている点。

もともと精密機械の部品を作っていたメーカーなので、「モーターの性能」に対してのこだわりが段違いなんです。

粉もの料理(たとえば、餃子の皮やお好み焼きのタネ)をこねたり、魚のすり身をなめらかに仕上げるなど、高回転なのに食材をつぶしすぎない絶妙な回し加減が魅力。

これが、和食の職人さんからも支持されている理由のひとつ。

実際に使って感じたメリット:

  • 手ごねの代わりに使えるこね機能がすごい
  • 魚・豆腐・野菜もなめらかに混ぜられる
  • スピード調整が細かく、仕上がりを自分でコントロールできる

「硬い食材も粘り気のあるものも、失敗しづらい」って、プロにとってはありがたいポイントなんですよ。

音が静かで家庭でも安心!家庭用と業務用の中間にある逸品

もうひとつの魅力が、「静音性」です。

これは本当に驚きました。回転数が高くても耳障りな音がほとんどしないんです。

そして「業務用レベルのパワーなのに、家庭で使えるサイズと操作性」も秀逸。

たとえばこんな風に使えます👇

使用シーン使い方例
離乳食づくり豆腐+白身魚+野菜をなめらかに混ぜる
お菓子づくりバターと粉類をこねる、ナッツを細かく刻む
和惣菜づくりひじきやにんじんの甘煮の下ごしらえ
魚料理(すり身系)はんぺん・つみれ・蒲鉾づくり

【プロの口コミ・現場の声】

私の知っている和食の調理師さん(某老舗旅館の厨房)も、「業務用だと大きすぎるし、家庭用だと力が足りない。

そのちょうど中間が山本電気」と話していました。

実際、耐久性も申し分なしで毎日ガシガシ使っても壊れにくいです。

【もっと詳しく知りたい方は】

山本電気のマスターカットプラスの公式サイトはこちら👇

「マスターカットプラス特設サイト」

3機種を徹底比較!あなたにぴったりのフードプロセッサー診断

「それぞれ良さそうだけど、自分に合うのはどれ?」

そんな迷いにこたえるために、クイジナート・レコルト・山本電気の3機種を項目別に比べてみました。

価格や容量だけでなく、得意な料理や使い方の違いにも注目して、自分にぴったりの1台を見つけましょう!

容量・価格・用途などを一目でチェック|比較表でパッと理解!

項目クイジナート(DLC-191J)レコルト(カプセルカッター ボンヌ)山本電気(マスターカットプラス)
容量約1.9L約0.5L(ボウル容量)約0.5L
モーター出力約300W(業務用並み)約260W約140W(日本製DCモーター)
本体サイズ大きめ(しっかり収納スペースが必要)コンパクトで場所を取らないやや大きめだが、安定感あり
操作のしやすさパワーと多機能操作が特徴ワンタッチ操作で初心者向き回転数調整ができ、料理の幅が広い
向いている料理ハンバーグ・ポテサラ・大量下ごしらえ副菜・お弁当・離乳食魚のすり身・和惣菜・粉もの料理
価格帯約2.6万円前後約1万円約2.4万円程度
特徴現場導入率高!プロも愛用の信頼ブランドデザイン性と手軽さが魅力職人愛用!国産モーターと静音設計が特徴

※価格は目安であり、販売サイトや時期によって変動します。

使用シーン別おすすめまとめ|あなたはどのタイプ?

あなたのライフスタイルに合わせて、ピッタリな1台が見えてくる!

以下のタイプ別診断で、自分の使い方に合うモデルを見つけてみましょう。

大家族・作り置き派におすすめ

→ クイジナート(DLC-191J)

  • 毎日のおかずをまとめて仕込む人
  • 大量調理で時間を短縮したい人
  • とにかく壊れないプロ仕様を選びたい人

お弁当・副菜メインの料理好きにおすすめ

→ レコルト(カプセルカッター ボンヌ)

  • キッチンにスペースが少ない人
  • パパッと1〜2品作りたい人
  • かわいくて実用的な調理家電が欲しい人

和食やすり身料理が好きな本格派におすすめ

→ 山本電気(マスターカットプラス)

  • 魚料理や和食の仕上がりにこだわりたい人
  • 音が静かなものを探している人
  • 国産ブランドの安心感を求める人

【まとめ】買ってから後悔しないための選び方と次に読むべき記事

ここまで、3つのおすすめフードプロセッサーを詳しくご紹介してきました。

どれも実力派ですが、選び方を間違えると「思ってたのと違う…」となってしまうこともあります。

最後に、後悔しないためのチェックポイントをお届けします。

選ぶときの3つのポイント|目的と頻度が決め手!

フードプロセッサー選びで失敗しないために、以下のポイントを押さえておきましょう。

料理スタイルに合っているか

  • 「大量調理」派なら → クイジナート
  • 「少量をサッと」派なら → レコルト
  • 「和食・すり身・滑らかさ重視」派なら → 山本電気

どれくらいの頻度で使うか

  • 週3〜5回以上使う予定 → クイジナート or 山本電気(耐久性・パワー重視)
  • 週1〜2回使う予定 → レコルト(手軽さと収納性が◎)

置き場所と音の問題は大丈夫?

  • 「狭いキッチンで音も気になる」→ レコルト or 山本電気
  • 「しっかり使うための置き場がある」→ クイジナート

「買ってよかった!」を実感するために

どの機種も安い買い物ではないからこそ、自分にとって必要なポイントをハッキリさせることが大切です。

プロ目線でのアドバイスとしては、

  • クイジナートを選べば失敗なし
  • 手軽に始めたいならレコルトが最適
  • 料理にこだわる人は山本電気がフィット

この選び方さえ押さえておけば、どれを選んでも「これは買ってよかった!」と思えるはずです。

最後に

今回は、調理現場歴20年の私が本気でおすすめする3機種を紹介しました。

「おすすめ」と一言でいっても、使う人によってベストな選択は変わります。

あなたのキッチンにぴったりの1台が見つかりますように!

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